VR×音楽ゲームの超融合! 期待のVRリズムアクション『Airtone(エアトーン)』メディア体験会レポート
シシララTVのタダツグです。突然ですが、みなさんはVRリズムアクション『Airtone(エアトーン)』というゲームをご存知でしょうか?
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じつは先日、この『Airtone』の販売元であるAMG GAMESさんがメディア体験会を開催されまして、我々シシララTVもご招待されましたので、意気揚々とお邪魔してきました! ゲームはHTC ViveとOculus Riftに対応しているとのことで、今回の体験会ではOculus Riftを用いて2曲ぶんのステージをプレイすることができました。遊んでわかったその魅力について、さっそくレポートしていきたいと思います!!
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さて、『Airtone』はどんなゲームなのか? 簡単に言うと「VR空間を浮遊しながら進み、近づいてくるノーツにリズムよくタッチしてスコアを重ねていく」ゲームです。
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プレイヤーは色彩豊かなステージを、ヒロインのネオンとともに浮遊しつつ進んでいきます。ステージには行き先を示すかのように、画面の奥から手前に向かってレールが敷かれているのですが、レール上にはさまざまな「ノーツ」が配置されていて、そのノーツに近づいた瞬間、色に応じたアクションを行うことでスコアを稼ぐことができる寸法! これがおもしろい!
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ノーツの色は「黄色」、「緑」、「紫」の3種類で、それぞれで対応アクションが変化するのが特徴。黄色のときはコントローラを振ってタッチ、緑のときはコントローラのトリガーを引きつつタッチ、紫のときは一定時間トリガーを引き続けながらレールに沿って腕を動かすことで、ポイントを重ねていくことになります。
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遊ばせてもらった印象としては、指や腕だけで操作する音楽ゲームというわけではなく、身体全体でリズミカルに躍動しながらプレイする、ダンス的な要素があるところが新鮮でした!
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ノーツのタッチ判定は基本的にプレイヤーの視野外にあるので、近づいてくるノーツの位置を視認したら、そちらに大きく手を動かしてタッチしにいく必要があるんです。結果、腕を大きく動かすことになるので、まるでダンスを踊っているような感覚でゲームを楽しめました。このプレイ感覚、エクササイズとしても最適かもしれませんね。
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ちなみに、今回プレイできたのは「Breeze」と「Party in the sky」という2曲。いずれも楽曲としての完成度が素晴らしく、めっちゃ気持ちよくプレイできました。やはり、音楽ゲームに素晴らしいサウンドは必要不可欠!

そんなサウンドは「株式会社ノイジークローク」と、アミューズメントメディア総合学院の音楽事業部である「AMG MUSIC」が担当しているとのこと。ノイジークロークといえば、シシララファミリーのみなさんには『消滅都市』でピンと来る人も少なくないのでは? つまり……神曲だらけってことですよ!!
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楽曲は全25曲が収録されており、DLCで追加されていく模様。これは期待!

なお、ゲームの開発は「Unreal Engine 4」専門のデベロッパであり、VRゲーム制作において多数の実績がある「株式会社ヒストリア」が、キャラクターデザインは「株式会社ポリゴン・ピクチュアズ」の森山佑樹氏が担当されています。完成度の高さは折り紙つきですよ。

製品版の発売に合わせて、『Airtone』の世界観を表現したイメージPVも公開中。PV制作は、モーショングラフィックを軸に、コンテンツのディレクションからプロデュースまで手掛けるクリエイティブスタジオ「flapper3」が担当されています。こちらをご覧いただければ、ゲームの雰囲気をバッチリつかんでいただけるのではないでしょうか。

■Airtone Intro Trailer

また、本作には「ROOM」という機能も収録されており、ここではヒロインのネオンと交流を深めていくこともできます。ネオンとコミュニケーションしつつ、ゲームを進めていけばルーム内に配置できるアイテムも増えていく模様。なんらかのストーリー性もあるようなので、先が気になってついついプレイが捗ってしまいそうです。

まぁ、ぶっちゃけネオンちゃんが超かわいいので、ずっとROOMに入り浸っていたくなる衝動にも駆られるわけですが(苦笑)。
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プロデューサーであるヒストリアの佐々木瞬さんのプレゼンテーションによると、この『Airtone』が掲げる遊びは「VRならではの体験」、「見ていて面白い」、「音ゲー従来の楽しさ」という3つ。実際に遊ばせてもらった感触としては、VRと音楽ゲームの高度な融合はまさしく「VRならではの体験」でしたし、遊んでいる人の姿やプレイ画面を見ているだけでもかなりワクワクしました。身体全体を動かしながらリズムに乗ってマーカーをタッチしていくというゲーム性も、音楽ゲームとしてかなり完成度が高いと感じましたし、ぜひ多くの方に遊んでもらいたいタイトルといえます。
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そんな『Airtone』ですが、じつは集まったメディア陣によるスコアアタック大会も催されました。シシララTVからは、わたくしタダツグが参加させていただきまして、なんと……見事に優勝を飾ることができました! マ、マジかよ!!!!

優勝の記念として、ヒロインのネオンを演じる山岡ゆりさん(メディア体験会のMCも務めておられました)のサイン入りポスターをいただいてしまいました。それどころか、ご本人と一緒に記念撮影までさせてもらっちゃって……ぶっちゃけドッキドキでしたよ僕は(笑)。最高だぜ『Airtone』!!
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そんな本作ですが、すでにゲームのほうは配信がスタートしております! ViveやRiftで音楽ゲームを遊んでみたいという方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょう?

■製品情報
タイトル:Airtone(エアトーン)
ジャンル:エアーリズムアクション
配信日:2017年6月8日(配信中)
価格:
[Oculus]¥2,490
[Steam]¥2,473(※プロモーション価格)

■必要スペック
Video Card:NVIDIA GTX 970同等以上
CPU:Intel i5-4590同等以上
メモリ:8GB以上
OS:Windows 7SP1 64bit以降

対応予定:HTC Vive/Oculus Rift など

公式サイト: http://airtone-vr.com
公式Twitter: https://twitter.com/Airtone_VR

■ストアURL
Oculus: https://www.oculus.com/experiences/rift/1405726876106579/
Steam: http://store.steampowered.com/app/631900/Airtone/
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そしてなんと、ハウステンボスが東京・渋谷にて展開するVR体験施設「SHIBUYA VR LAND by HUIS TEN BOSCH」でも、この『Airtone』をプレイすることが可能。「SHIBUYA VR LAND by HUIS TEN BOSCH」でプレイできる楽曲は、ハウステンボス用のオリジナルチャート2曲ということで、HTC Vive/Oculus Rift 対応の製品版とは異なる内容となっています。興味がある方は、購入する前にこちらで体験してみるというのもアリですよ!

■SHIBUYA VR LAND by HUIS TEN BOSCH
オープン日:6月24日 土曜日グランドオープン
(※プレオープンは6月17日土曜日)
時間:11:00~21:00
場所:渋谷MODI H.I.S.渋谷本店
住所:東京都渋谷区神南1-21-3 B1階
料金:2200円

とにかく、遊んでいて気持ちがいい! この爽快感はぜひ自分自身で体験してみてほしいなと思います。僕でもすぐにリズムに乗れてゲームに慣れることができたので、これを機会に音楽ゲームに触れてみようか……なーんて音楽ゲームビギナーにも最適。見たところ、めっちゃハイレベルな超絶難易度の楽曲も用意されているようなので、生粋の音楽ゲームファンにもオススメです。

ってなわけで、シシララTVとしてもその魅力を全力でお伝えするために、現在とある企画を進めているところ。こちらは近日中にお知らせいたしますのでどうぞお楽しみに! それでは、本日はこのへんで!!
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テキスト:タダツグ(Tadatsugu) シシララTV編集部、電撃編集部などで活動中のゲームライター/編集。生放送にも出演中。いつまでも少年の心を忘れないピーターパン症候群を自認するケツ合わせ系テキスト書き。好きなゲーム:『ニーア』シリーズ、『ヴァルキリープロファイル』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ、『パズル&ドラゴン』など多数。

ツイッターアカウント→タダツグ@TDB_Matsu
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