■それはいきなりやってきた……コラムのお願いは突然に
──某月某日。
タダツグ:するめちゃん、おっすおっす! 突然だけど、シシララTVでインディーゲームの話題を強化していきたいんですよ。という訳で、何か記事を書いてクレメンス。タイトルのチョイスはするめセンスで大丈夫だから。
するめ:なるほど。ボクはかまいませんけど、本当にいいんですか!? じゃあ、個人情報をぶっこ抜くことでノートン先生が激オコになるスマホのゲームを……。
タダツグ:いきなり飛ばしてきよるな(笑)。そういうのはさすがにダメだろ、常識的に考えて。
するめ:えぇー? じゃあ、規約違反でストアから消し飛んだけど、メールで個人のサイトに誘導してからクレジットカードの登録を求めてくる詐欺系ゲームアプリなら大丈夫ですよね?
タダツグ:おいぃぃぃぃぃぃ! 大丈夫なわけねえだろバーロー!!
するめ:じゃあどうすればいいんですか!! 真面目にインディーゲームを紹介しろって言うんですか!?
タダツグ:逆ギレかよ! そうだよ、真面目に紹介してくれって言ってんだよ!!
するめ:ちょっと待ってください。真面目にやるなら、わざわざボクが紹介しなくてもAUTOMATONとかもぐらゲームスとか、COMIC ZINで買える『PC GAME OJISAN』シリーズとか、そういうところに“もっとちゃんと紹介できる人たち”がいますよ。本当に、ボクでいいのかい? ウウン?
タダツグ:謎の上から目線!! まぁ、そうは言ってもするめのテキストが好きだしなぁ俺は……。じゃあ、キミがいつも「某編集部の記事だとボツにされちゃう」って言ってるような、ぶっ飛んでるゲームも紹介してくれていいよ。でも、基本的には真面目なヤツで頼むぜ。
するめ:よーし、言質とったぁーーーー! 好きなゲームを好きなだけ紹介するぞぉぉぉぉーーーー!
タダツグ:もういいよ! それで別にいいよ!! でも、キミはテーマを設けないと暴走するよね? だから“好きなように複数のゲームを取り上げる回”と“一般的にオススメの1本に絞って書く回”を交互にやっていくべ。な!?
するめ:ほわぁ~い。
という一連の流れで許可(?)をもらったので、シシララTVらしい自由なノリで、インディーゲームの魅力を紹介していきたいと思います。
■第1回目のテーマ:ボクが買った格闘ゲーム
まずは第1回ということで、テーマは“ボクが買った格闘ゲーム”。最近、e-sportsなどで盛り上がっている格闘ゲームというジャンル。Steamにもいっぱい出てますよね。今の時代、『ストリートファイターV』とか『THE KING OF FIGHTERS XIV STEAM EDITION』とか、メジャーなタイトルもPCで遊べるようになりました。
かくいうボクも、下手の横好きで格闘ゲームが好きなのですが、いかんせんメジャーな格闘ゲームでは下手過ぎて相手にならない。そのうちに、気づいたのです。そういう世間的なメジャー格闘ゲームの影に隠れている、ヤンチャな格闘ゲームたちの魅力に……。今回は、そんな格闘ゲームを好き勝手に紹介していきたいと思います。
●『Dirty Fighter1』:金的とパイタッチで相手をノックアウト!
するめ:まずは1本目ということで……比較的大人しめな格闘ゲームから紹介したいと思います。
タダツグ:いいね。まずはジャブからいこうぜ。
するめ:その名も『Dirty Fighter1』。