ガチで遊べるRPG『メギド72』が世間的にやっとはじまりかけているんだが、何せちょっぴり不器用すぎて推さざるを得ない件
突然ですが、みなさんは『メギド72』というスマートフォン向けのRPGをご存知でしょうか? 各種ストアに表記されているジャンルいわく「フォトンドリヴン世界救済RPG」。フォトンをドリヴンして世界を救済するRPGかー、うんうん、なるほど。
……わからん!(笑)

スマホワールドにあふれる数々のゲームたち……有象無象がひしめきあうこのレッドオーシャンは、もはや弱肉強食の世界。新規要素やガチャに新キャラが追加されるやいなや、Twitterのトレンドを支配しつつも「ゲーム性がー」とか「運営がー」など、批判も絶えない超人気作もあれば! 「出来はよかったのに」とか「おもしろかったのに」などと惜しまれつつも、短期間でサービス終了に至ってしまう作品もある。

ソーシャルゲームの多くが基本無料の課金システムを取っている以上、結果がすべて。それはそれで仕方がないと割り切ることがユーザー側にも必要となるわけだが、いやしかし、待てよ待ってくれよと言いたくなることもある。

ソシャゲの大海に飲み込まれて、うっかり見逃してる魚たちのなかに、とてもおいしい魚を見つけてしまったらどうする? 見た感じはパッとしない地味な魚が、存外に美しかったりすることだってあるじゃあないか。食べたらおいしいのに誰も食べてなくて、その価値も美味しさも伝わっていないままということもあるじゃあないか!
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だけど、悲しいかな私一人の力では、到底この魚のおいしさを世界に知らしめることはできない……そう、独りでは漁獲高が圧倒的に足りないのだ。多くの人に流通していなければ、その魚の美味しさを共有することはできない! 手っ取り早く石油王や海賊王あたりに助けを求めたいところだが、私には残念ながらアゼルバイジャンの実業家の友人も、七つの海を股にかけている知り合いもいない。

悲しい……。

だから広めるしかないのである。喧伝するしかないのである。その魚がいかにおいしいかということを!

……つまりは

『メギド72』がいかにおもしろいかということを!!

というわけで、私が今最高におもしろいと感じているのに、ゲームがどことなく「不器用」なぶん、おもしろさが広まりきれていないと思うRPG『メギド72』の魅力を、主観を多分に交えつつお伝えしたいと思います。

あっ、ちなみにゲームに詳しい諸兄ならすでにご存知かもしれませんが、本作はかの名作『WILD ARMS(ワイルドアームズ)』シリーズや、『ケイオスリングス』シリーズなどを手がけたメディア・ビジョンの開発でお送りしています。

(※前振りとして「頼むから食べてみてほしい」と漁師気分で男らしく紹介しましたが、この記事を読んだあとには、捨てられた子猫をみつけて家に連れ帰るような素敵なイメージで、あなたがこのゲームのダウンロードページに至ってくれることを切に願います)

■まずタイトルやタイトル絵からして、パワフルすぎて不器用なんだ。

タイトルの『メギド72』は「メギド ななじゅうに」と読みます。72人の「メギド(悪魔)」を従えるソロモン王の話をモチーフにした物語ですから、どストレートでとてもわかりやすいタイトルなのですが、いささか直球が走りすぎている印象も否めません。

「セブンティトゥー」でも「セブントゥー」でもなく、わかりやすさと言いやすさ重視なのか、迷うことなく「ななじゅうに」!! イエス、日本語でOK!! パッと見のファッション的なカタカナに寄っていかない勇気……不器用だなー。さっそくここで本作の不器用ポイント+1が加算されるわけですよ。

そしていざダウンロードすると、次は出てくるタイトル絵に衝撃を受けるかもしれません。
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んー…………「巨◯の星」かな!?

手を前に突き出して、号泣している男女……いやこれ、泣きすぎ……ナミダ流しすぎ……。あまりの熱いイラストに謎が謎を呼びます。このゲーム、熱血? 熱血系なのかい? 平成も終わろうかというこの時勢に、そこはかとなく漂わせてくる熱い昭和の気配。いいじゃないか、いいじゃないか! 私は大好きですけど、これまた不器用ポイント+3であります。

■音楽がものすごくいいので、ボリュームを上げるひと手間を、ぜひ!

どうしてもスキマ時間にプレイしがちなスマホのゲーム。けれども『メギド72』はまず、絶対に、音楽を聞きながらスタートすることを強くオススメせねばならない点も、これまた不器用ポイントが+0.5くらい上がるかなと思います。しかしお願いだからひと手間かけて、ボリュームを上げていただきたいのです。

とくにインストールして、はじめてプレイするとき!! オープニングで出てくるアニメーションが、かなり本気と書いてマジだから! どうしてこんなに本気なのか不安がよぎるほどにマジだから。ひとまずこれを見て聞いていただければ、スッと世界観がわかってもらえると思うので、手っ取り早くてよろしいです。見て!!!!

●『メギド72』公式オープニングムービーFull ver.

この熱量ですよ。歌詞なども、ご覧になっていただけました? これまた直球。もうね、豪速球ですよ。厨二病が炎をまとって向こうから猛スピードで飛んできてみぞおちに入るみたいな感じで、本当に最高です。「呼び覚まっせー刻を超え我らをー! 紅く染まる月、混沌の日々!」……はい、それゲームの内容そのまんま! みたいなツッコミも置きざりにされるかのような勢い。気がつくと、よびさまっせー♪ って口ずさんじゃうわけなんです。
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でも、アニメのテーマソングなどでなんともいえずいいのって、こういうところじゃないですか。子どもにもわかるよう、覚えやすいように作られた親しみやすさが、一周回って真っ直ぐなかっこよさに転じて大人のハートにしみるってヤツ。昨今で言うところのちょっとだけ「トンチキ」要素も入った、クセになる名曲だと思います!

ちなみにこの楽曲では、途中で本作に登場する仲間のメギド72柱の名前が高速のラップっぽく、まるで呪文のように出てきます。名前が並ぶ……私は最初に聞いた時に「これってアニメ『悪魔くん』のエンディングテーマへのリスペクトなのでは!?」と勝手に思って、ソワソワしました。若い子にはまったく伝わる気がしませんけど、悪魔くんもまさにソロモン王ですから共通点があってもなんら不思議ではないのですよ。むしろリスペクトであってほしい。
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そしてこのオープニングのみならず、アジトの強化画面などでくり返し聞く曲が、またクセになる美しさ。これもコーラスを口ずさんでしまうこと間違いなし! あとは要所で戦うボスのBGMも最高にアガる曲だから、必ず聞いてほしい! ええい、もう面倒だ、とにかく全部聞いて!! 聞きながら遊んでください!!

■ストーリーと設定が壮大すぎて、伝わりきれてないまである。

●『メギド72』ストーリー解説動画

繰り返しとなりますが、本作の主人公はずばりソロモン王。人間が住んでいるヴァイガルド(臨界)で、「メギド」という悪魔とも称される種族を使役できる指輪を手にしてしまった「ヴィータ(人間)」の青年・ソロモンが、さまざまな理由でメギドラル(宵界)を追われて人間界にやってきた「追放メギド(悪魔)」を従え、人間たちに害をなす幻獣たちと戦う――というのがメインシナリオ。

……なのですが、ことはそうシンプルではありません。メギドと敵対関係にある「ハルマ(天使)」もヴァイガルドへと干渉していて、旅の途中で幻獣を追ううちにハルマを従えるヴィータの少女・シバの女王とソロモンが邂逅してしまい……と、各々の目的が絡み合って物語はどんどん複雑になっていきます。

登場人物や勢力の各々に異なる正義感があり、同じ勢力内であっても一枚岩ではなかったり、また命の駆け引きにおいて厳しい現実を容赦なくたたきつけられるシーンなどもあって、先が気になるメインシナリオにはシリアスな引力があります。ですが、いかんせん世界の構造が複雑ゆえに、説明も多め。正直、スマホゲームであるがゆえに限られた物量のテキストで展開していくシナリオは、「これでは説明が足りぬ」と思うこともあるほどです。もったいなさすぎて……これも不器用ポイント+3です。
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▲昨今のアプリゲームを遊びなれたプレイヤーのなかには、ストーリーが長くなると丸ごと飛ばしてしまう人もいるとかいないとか……。それを避けるために、やや説明不足でも端的にまとめる必要はあるのかもしれませんが(汗)。
ひとまず主人公が目指すべき最大の目標は、ハルマ勢とメギド勢がそれぞれの世界からヴァイガルドへと押し寄せて戦争をおっぱじめる「ハルマゲドン」を回避して世界を救うこと。「天使と悪魔に挟まれて人間界ってば、わりとピンチ」これさえ覚えておけば、メインシナリオを進めるうちに自然と勢力図のようなものが理解でき、世界の在りようがわかってくるはずです。

私もまだ最初の区切りと言われる2章が終わったばかりですが、ここまででも充分に熱い展開で2章ラストのシナリオには、ジッと考えさせられるものがありました……。

なお、5月24日のアップデートでシナリオは5章まで展開中。先が気になって仕方がないまま、このテキストを書きつづっております。

■メギド選びはボタンひとつでサックサク!

サービス開始から半年ほどが経過している本作は、ここ最近でさまざまな改良やバージョンアップが行われ、ずいぶん遊びやすくなっているとのこと。……じつは私は5月からの新参者なので伝聞調にならざるをえないのですが、私が「わーい、楽しいー」と普通にやってるようなアレコレが、サービス開始当初から遊んでいる先輩プレイヤーのみなさんにとっては「よ、よくぞ……よくぞファンの声に応えてここまで進化した。ストレス軽減パネェ……」と声を震わせるほどの遊びやすさだそうで。

確かに私ははじめてからこの方、システム面で多大なストレスを感じたことはほとんどなので、本当に『メギド72』はじめるなら今がベストマッチ! ってことですね。
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▲スタートでガチャを手軽に引き直せる! メギドの宝石箱やー。
スマホゲームのお約束ともいえる、スタート時の無料ガチャ。オープニングから一連の流れを繰り返し、この無料ガチャで目当てのキャラを引くまでがんばる……そんな経験はもはや珍しいことではありませんよね。本作にも必ずメギドが1体はもらえるスタートアップの無料ガチャがあるのですが、なんと先日、ボタンひとつでサクサクとガチャを引き直せるようになりまして、これがかなり楽しく便利でした!

欲しいメギドを公式の情報ポータルなどで事前にチェックしておき、彼や彼女が出るまで回すもよし、偶然出てきたかわいいメギドを仲間にしてしまうもよし。アプリを再ダウンロードしたりしなくていいので、時間と通信料のムダがありません。これは素晴らしい……。

ほかにもアイテムのドロップ率や難易度など、細かな調整が日々行われてかなり初期より遊びやすくなっているとのこと。ありがたい話であります。
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▲お気に入りのメギドでアジトを賑やかにしてみたり。
■他者との協力よりも、己で勝つ! 達成感あふれる「ドラフトフォトンシステム」

シナリオを進めるためにもメギドを強化するにも、とにかくバトルが大事。戦闘で勝利を積み重ね、シナリオを進める。RPGの基本ですね。
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しかし! 本作の最大の魅力は、この戦闘システムのゲーム性の高さにあるんです。最初はすこし難しくて、とっつきにくいかもしれないですが、理解できた瞬間にパッと目の前がひらけたみたいにコツが掴めて勝てるようになる瞬間があるんです。この快感を! みなさんにもぜひ体感していただきたい! そう思うのです。

参考:
バトルシステムの詳細はこちらでチェック
チュートリアルガイドはこちらでチェック

「ドラフトフォトンシステム」のフォトンとは、この世界に漲るエネルギーが結晶化したもの。人体や動物、植物や土地にも宿り、あらゆる空間に散らばっているフォトンはさまざまな恩恵をもたらすものの、主人公たちが敵対する幻獣たちにとっても格好のエサ。フォトンを捕食すべく、幻獣が人間や村を襲うこともあるのです。メギドやハルマや幻獣、ごく一部のヴィータだけがこのフォトンを可視化してとらえることができ、主人公たちはさまざまな特性があるこれらのフォトンを力に変えて戦うのです。
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バトルでは「アタックフォトン」、「スキルフォトン」、「チャージフォトン」と、場に現れた3種類のフォトンを、自分と敵で交互にドラフト(=選び取る)ところからスタートします。場にわりふられたフォトンをどう選び取って、最大5人で形成するパーティの誰に割り振るか。それによって戦局が大きく変わってくるシステムとなっております。
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こっちのフォトンを取ったら、敵はどれを取るだろうか? そのあと、残ったフォトンをどのメギドに割り振るか? 素早さに従っての行動順は? 先手、後手どちらに回る? ボスがチャージフォトンを取った!? しかも覚醒ゲージがチャージMAXで必殺技を使われたら全員に一斉ダメージ? となればこちらは全体回復のオーブにフォトンを与えて、それから……と、戦略はフォトンの種類で激変! 勝利のために、プレイヤーはじっくりと戦略を練る必要が出てきます。

考えましょう。ゆっくりで構いません。対人戦となる「コロシアム」以外、ほとんどのバトルは制限時間がありません。だから自分のペースでじっくりと戦略を考えることができる。これこそが本作のじつに遊びやすく、素晴らしいところなのです。

考えて考えて、考えまくって悩んでも、とにかくマイペースでOK! コンシューマー的な遊び方ができて、気がラク! へっぽこでも、誰にも迷惑かけない! 誰も私を邪魔しない! 今どきのサクサク系RPGとは比較にならない熟考感に、どうしても不器用ポイント+3はされてしまいますけども。

これがソシャゲらしからぬと言われ、ユーザーを夢中にさせる『メギド72』の大きな魅力のひとつであるのは間違いないところ。ある意味で、ずっと俺のターン! で遊べてしまうわけですから。なので、気軽にトライ・アンド・エラーに取り組める。

例えば、強すぎる敵に挑んでバトルの途中で「あーダメだー」となってもリタイアすれば、使ったスタミナの8割が戻ってくる親切仕様は、個人的に好感度が高いです(※リタイアを選ばずに全滅しても、魔宝石と呼ばれるゲーム内仮想通貨を一定数使ってコンティニューすることができ、強引にクリアを目指すことも可能)。
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メギドのパーティー構成と敵の相性によっても、大きく戦局が変わるのも本作のおもしろいところ。ボスにバトルを挑んで負けた時、ひたすらレベルを上げることだけが勝利への道筋ではありません。

スキルを使えなくなる「感電」や、アタックや奥義を封じる「めまい」など、相手に行動制限をかけるスキルを持ったメギドでパーティを編成しなおしてみたら、さっきの苦戦が嘘のようにあっさり勝てた!→私やったった!→すごく気持ちいい! というようなことも起こります。
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力や時間をかけてパワープレイで押し切るだけの単純なゲーム性でもなければ、強い仲間キャラをガチャで手に入れないと八方塞がりということもない。その一方、ガチャでたまたま手に入れたトリッキーな特性やスキルを持つキャラが、それまでは予想をもしなかった新しい戦術をもたらすこともある。

自分の思考力と、時の運とが絶妙に絡み合って一喜一憂を繰り返す――それはソーシャルゲームが一般化する以前のテレビゲームで培われてきた、ゲームのゲームらしい部分をしっかりとキープしたままの硬派な手応えにとても近い。
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▲公式の初心者ガイドも、情報が充実しすぎてて言うことなし。真面目か。
なんとなくですが、私の目から見た『メギド72』は、30代以上のゲーマーに対しては親近感と懐かしさを抱かせつつの「やってみたくはないですか? やれるでしょう? 経験を積んだあなた達ならば」という挑戦状のような作品であり。

小さなころからゲームをコミュニケーションの一部として遊んできた若いソーシャル世代に対しては、少し年上の大人たちからの「これをキミたちのチカラでやってみせてほしい」という期待のようなものが強く込められている。そんな作品のような気がしてならないのです。

その強い思いの部分が『メギド72』のちょっぴり不器用なところであり、愛すべき不器用さの源流のようにさえ思うのです。
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▲週に1度更新される「ピックアップ召喚」も、こっちが想像もしてない明後日の方向から球が飛んでくる感じで好き。母の日だから「親孝行そう」って。「そう」ってアバウト!
■育成と素材集めで時間を忘れる、クセにもなるしイラッともするぜ。

熱くバトルシステムについて語りましたが、だからといって硬派すぎてあれもこれも時間かかってたいへんじゃん……なんてこともございません。むしろがんばりどころとラクできるところがパキッとハッキリ分かれているので、遊ぶ側としては「今は時間あるから、ボスに挑戦しよう」とか「今は時間がないからササッと素材集めて強化だけやろう」と心構えを決めて遊ぶことができます。
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メインシナリオを進めていくと、メギドを成長・進化させられます。進化のためにはクリア後のエリアを回って各種素材を一定数集める必要があるのですが、一度完全攻略したエリアについてはアイテムの「攻略チケット」とスタミナを消費して、一瞬でこなすことが可能です。ボタンひとつタップしたら、5秒で経験値と素材が手に入る。負けることがないので、ラクラクです。

攻略チケットは放置プレイが可能な「探索」でわりと手軽に入手できるので、ガツガツと使用可能な印象。とはいえ、チケットが余っていてもスタミナ不足におちいってしまい、魔宝石を割ってまでスタミナを回復するべきか悩むことは起こり得ます。スタミナ回復のアイテムなども買うことができるので、そのあたりはバランスよく活用したいところ。
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▲探索にはスタミナ使いませんから、こまめに送り出してはお出迎えするのがコツ。
個人的に頭を悩ませているのが、キャラを進化させたくて仕方がないあまり素材集めに奔走してメインストーリーを進めるスタミナが不足しがちな点。もう少しスタミナが多かったならと思うことは多い……。どうして人はちまちまと素材を集めてしまうのか……足りない素材を足りないままにしておけないのか……っ! そして欲しい素材はなかなか出ないんだ!! お約束すぎて楽しい、ツラい、ツラい、楽しい……!(無限ループ)

それでもひと昔前から比べると、素材はだいぶ落ちやすくなっているそうです。完全に私の主観ですが、触覚とかしっぽとか、細長い形の素材がホントに足りなくて、落ちなくて泣きそうです。むしろ泣いてます。このなかなかにロックなバランス、不器用ポイントは+2ってところか……。
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▲ショップで買える素材もあるけど、買えない素材がホントに出なくてスマホ投げそうになったこともあるよ。
■キャラが全然媚びてこない、ホント筋が通っててすごい!

ちなみにガチャで集めることができる仲間ことメギドには、72柱の「祖」メギドと、「祖」とはひと味異なる力を持つ72柱の「真」メギドがいらっしゃいます。全員合わせると72柱+72柱=144柱になる模様。もちろん現状では全員が勢ぞろいしているわけではなく、続々とメインストーリーやイベントクエスト、そしてガチャに追加されていくようですが、それにしたって数が多いし、スキルも容姿も本当に個性的で目移りせざるを得ません。

キャラデザインもヴィータとしての姿とメギド本来の姿では全然イメージが異なったりして、奥義を放つ際には「えっ、こんなかわいいのに、メギド本来の姿はこんなにたくましいの!?」というようなギャップがあって楽しい。悪魔としての本性が現れる演出やセリフも、逃さずよーく見てみてくださいね。随所であふれるキャラの二面性……たまりません。声優陣も多彩な顔ぶれですしね。
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▲こんな感じで時計型のリストがあり、仲間にすると埋まっていきます。召喚時に時計が回るだけで興奮するようになったら、あなたも立派なソロモン王の仲間入りです。
またメギドは必要な素材をプレゼントして育てていくと進化を遂げ、能力がアップして、装備や武器など外見まで豪華になっていきます。それがとても楽しみであると同時に、私にとっては少し不安というか、またも不器用ポイント+3だなと思うのが……。
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▲こちらは進化前。
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▲そしてこちらは進化後。
基本的に進化しても、脱 が な い の !

むしろ、より着込んでいくスタイルなの!

硬派かよーーーー!!!!

そりゃ装備はしっかりしたほうが強いでしょうし、たしかにかっこいいけどさ。肌を露出するよりいい服やいいヨロイで守りは厚くしたほうが強いに決まってるんですけども……手に入れた直後のほうが肌色多めで育てるほど厚着になってくというのは、なかなかに時代と逆行してるというか、そこそこ不器用ということで、これまた不器用ポイント+1を加算させていただければと存じます。まぁ、ステータス画面に遷移すれば、いつでも昔の姿も振り返れますけどもね。

重ねて個人的な話で恐縮なんですけどもウァレフォルというキャラの、絵に描いたようにキリッ、パキッとした、美しい褐色の胸の谷間が、進化を遂げるたびに革のネクタイで隠れていった時には、さすがに「ウソでしょ!?」って声が出ました……。わかってほしい、この想い。
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▲素肌にネクタイ装備……奥ゆかしさを身に着けた……のかもしれない。カッコイイからいいけど!
■なによりもスゴイのは、先輩プレイヤーたるファンの愛情がとても深いこと。

さて、長々と語ってまいりましたが、私が本作でいちばん素晴らしいなと思ったのは、すでにこのゲームを長くプレイしているファンの皆さんが総じて「熱い」ということでした。すごくこの『メギド72』が好きで、なんとかして本作のおもしろさ、魅力を多くの人に伝えようとする姿勢がSNSなどで炸裂していて、初心者さんへのアドバイスなどを見かけるたびに熱いけどほっこりしてしまいます。

またそんなファンの熱に応えるように、運営のスタッフさんやプロデューサーさんが丁寧にユーザーの声を聞き、声を発信する場が設けられている点も好印象でした。今ならまだまだスタッフや先輩プレイヤーとの距離感も近い、ほどよいスケール感ですから、ぜひ遊んでみてください。そしてSNSとかでキャラ絵が広まったりすると、私がうれしいです。そして私はブネが好き。イケボばんざい。
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▲津田健次郎さんのお声が、低音域からぐぐっと来る感じがたまりません。
なんとなく最近のソシャゲに疲れてしまっているゲーム好きの人にこそ、全力でオススメしたい『メギド72』

いろんなところがちょっと不器用で、知る人ぞ知る良ゲー感が否めない『メギド72』

でも今ちょうど『メギド』の波が来てるとこだから! はじめるなら今だから!! みんなで呼び覚まっせー! 『メギド72』

まだ語り足りないですけど、とりあえずスタミナ満タンなんでこのへんで失礼します。みんなも早くダウンロードして、早く悪魔を呼び覚まっせー!!
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カイムとフリアエはいるのに、まだセーレが呼び覚ませてないサガコでした。

テキスト:サガコ(Sagako) フリーライターときどき小説家。ゲームやアニメ、テレビが好きだけど腐女子にもなりきれず夢女子にもなれず、すべてにおいてハンパな人生を謳歌中。「少年ヨルハ」ではパンフレットのテキストを担当。不思議なご縁で「水曜どうでしょう」関連の書籍も手がけています。
ツイッターアカウント→サガコ@sagakobuta

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