『メギド72』の公式リアルイベントを追体験! 生シシララTVステージで何が起こったのか?
去る10月28日、ベルサール秋葉原にて『メギド72』初の公式リアルイベントとなる“メギド72 banquet~ソロモン王たちの祝宴~”が開催されました。
今回のリアルイベントは完全招待制! 200組400名の枠に対して、じつに1500組以上の応募があったとのこと。その厳しい倍率をくぐりぬけて当選し、勝算を見出したおよそ300人の幸運なソロモン王だけが、祝宴の場へ参加することができたのです。
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▲秋葉原に選ばれしソロモン王(メギドファン)よ、集え──!
『メギド72』は、プロジェクトを率いる宮前公彦プロデューサーのもと、サービス当初から常に目の前のプレイヤーを大切にし、プレイヤーと真剣に向き合いながらじっくりと進化を続けてきたタイトル。

妥協をせずにゲーム性を追求し、コツコツ遊んで楽しんでもらえる新たなRPGをつくりあげる……真摯と評価されるその姿勢は、逆に言えば地道でもあるため、派手なソシャゲ業界に飲み込まれてしまうのではないかとヒヤヒヤしたり、どこか時代と逆行しているかのような印象を受ける場面も少なくありませんでした。

そんな『メギド72』が、しっかりコンテンツとして人気を得て成長し始めた証拠ともいえる、はじめてのリアルイベントが先日、ついに開催されたのです。内外に向けてその存在感を思いきりアピールするには、絶好の機会といえるでしょう。

しかし基本的には今回の祝宴は、外ではなく内を向いた内容でした。内とはつまり、今現在、熱心に遊んでくれているファンのためにつくりあげられたイベントという意味です。

軸にあったのは、これまでを支えてくれた熱心なファンへの感謝と還元。サービス開始から1周年を目前に控え、人気が急上昇してきた今だからこそ、あえてしっかりと自分たちの今立っている場所……地に足をつけるためのイベントなのではないかと感じました。まるでソロモン王の一行がヴァイガルドを拠点として、強大なメギドラルに立ち向かうための地道な戦いのように。

すでにあの祝宴から約2週間が経過しようとしています。このタイミングだからこそ、シシララTVのレポートでは、いつものメギド生放送の出張版ともいえる「生シシララTVステージ」の詳細を中心に、当日の会場全体の雰囲気やイベントの内容をお届けします。

運よくイベントに参加できたソロモン王には今一度あの幸福に満ちた時間を思い出していただき、そして残念ながら参加できなかったという全国のソロモン王のみなさんには、ほんの少しでも祝宴の雰囲気を味わっていただけたら……そんな祈りを込めて。

■まずはゴルドを握りしめて! 物販を攻めてからのカフェメニュー……入場した瞬間からやることいっぱい!!

12時にオープンした会場には、大きめのステージが一つ。そのステージと客席の周囲を取り囲むようにたくさんのブースが並び、パーティーっぽくも楽しい「文化祭」のようなイメージの空間が広がります。マップを渡されて顔を上げれば、宮前さん直々のお出迎えで早くもみなさん覚醒気味! さて、最初のステージが始まるまで何から見て回りましょうか?

まず来場者の多くが突撃したのは、物販コーナー「ゴルドショップ」でした!
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この日のために用意されたグッズの数々が、瞬く間にお買い上げされていきます。その勢いたるや、フォトンに群がる幻獣たちも真っ青の勢い。とはいえ、ルールを守って整然と並ぶソロモン王たち……あのキラキラとした必死な目を、私は忘れられません。
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▲シャツのマネキンはメインビジュアルのポーズを再現。芸が細かい。
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▲アピール力が高めで大人気だった「勝算がある!」Tシャツ。
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▲トートバッグはシンプルに各種フォトンがデザインされていて、普段遣いできそうな控えめ感。こちらはすぐに完売していました。
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▲アクリルキーホルダーや缶バッジなども。今回は精鋭のメギドたちのみがグッズ化されていましたが、今後の展開に期待ですね!
ちなみに物販を早めに終えていた女子のグループにお話をうかがったところ、朝は10時くらいから並び始めて無事に狙いのグッズを買うことができたのだとか。熱意がすごい!

そして忘れてはいけないのが軽食コーナー。こちらも開場と同時に人だかりとなりました。肉はなかったけど、モラクスも飛びつきそうな美味しそうでひねりのきいたメニューがズラリ。
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なかでも真っ先に売り切れちゃったのがコチラです!!
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▲じゃーん! ガープの腹筋サンドイッチ!!
おお……すごく腹筋です……肌の色合いもこんがりイイ感じすぎる……。

ガープといえば、みなさんご存知「お前は俺の母親か!」のセリフが印象深いわけでして。たくさんの母親のみなさんが、通称・息子(ガープ)の腹筋サンドイッチをおいしそうにつまんでおられました。

カエルドーナッツやシャックスのオムライス、宮廷デザートもおいしそうでしたし、贖罪のリンゴ飴はゲーム同様、手に取りやすく気軽に食べられるサイズで甘酸っぱ~い味わいだったそうです。

■サービス精神旺盛か! 本日召喚されたメギドはこちらです

選りすぐりの設定画や背景画が飾られた「制作の禁域」は写真NG、来場者限定のまさに禁域。製作過程が垣間見える貴重な資料が展示されており、これだけでもじっと見て動きたくなくなります。各街やダンジョンの背景から、おもにメギド体や幻獣の設定画が多数あり、細かい動きの指定などが書き込まれていて、食い入るように眺める人たちでごった返していました。

「絵師たちの遊宴」は事前に募集したファンアートの展示と同時に、現地でもイラストを描いて掲示できるブース。こちらには画材やメギドのイラスト資料が用意されていて、誰でも自由にその場でイラストを描くことができました。
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▲公式キャラデザインを手がけるイラストレーターたちの直筆イラストも!
掲示されたなかから好きなキャラの絵を探してみたり、思いがけないモブキャラや雑魚幻獣のイラストで笑わせる作品など、まさに多様性の塊のようなこのエリア。ファン交流の場としても賑わっていました。
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「デカスマホで召喚体験コーナー」は文字通り、大きな液晶で召喚を体感できるブース。こちらは最初に不具合が起こってしまって、ちゃんとイベント中に稼働するかいろんなスタッフをヒヤヒヤさせていた代物。無事に動いて、スタッフもファンもホッとひと安心という一幕も。

この召喚は、必ずいずれかのメギドが出てくる特別仕様。ひとり1回限定の、引いたメギドに対応したステッカーがもらえるといううれしい内容で、これまた長蛇の列ができていました。
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▲見てください、この満面の笑み。
会場後方、長い壁を埋めて圧倒的存在感だったのが写真撮影用ブース、その名も「フォトンスポット」! ネーミングはダジャレでも、ほぼ等身大のメギド72柱がズラリと並ぶその光景はまさに圧巻!! そこに立つだけでソロモン王気分。
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そしてフォトンスポットに顕現したのは、まさかの────。
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▲ブネの剣?
輝いてるよ! 薙ぎ払っちゃうよ! そして──!
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▲リアルブネがあらわれた────!!
きゃあああ、うおおおお、と取材陣もどよめくしかない。筋肉隆々のボディを引っさげて、まさかのブネさんが目の前で剣を担ぐんです……。超かっこいい。私は幻でも見ているのだろうか。
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▲そりゃあもう、シシララTVのクソヴィータも、またもや満面の笑みで写真撮りますよね。
さらにさらに! 大人気すぎて一時100分近い大行列となったのが、VR体験でアジトに行けるという趣向の「アジトへの帰還」コーナー。VRヘッドセットを装着すると、そこはもうアジトの中! ガープやアスモデウス、アガレスなど追放メギドの面々があなたの帰りを出迎えてくれるのですからたまりません! 私も見たかったけど、あまりの行列で断念。いつかどこかでまたお披露目がありますように。
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▲「これもう完全にアジトですやん……!」とみなさん大興奮。
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▲こんな感じでアジトにダイブできちゃう。長時間並んででも見たい見たい!!
さらに! 祝宴の中央に陣取るのはソロモン王たちがその腕前を披露する場「コロシアム@banquet」。その名のとおり、PvPの対戦を楽しむためのスペースで、まずは事前の応募者による「生コロシアムステージ予選会」が開催されました。

ここで勝ち抜いた3人のソロモン王だけが、のちほど行われる「生コロシアムステージ」に登壇し、運営の精鋭軍団と戦う権利を得られるのです。予選会からひりつくような、白熱のバトルが繰り広げられていました。

予選会が終わったあとは、電源が提供されて自由にPvP対戦やプレイが楽しめるフリースペースに。一転しておだやかな空気が流れ、予選会を観戦してPvPに興味を持ったプレイヤーの方や、外国人のプレイヤーさんが歓談しながら思い思いのバトルを楽しんでいました。遠方にステージを見つつ、好きなゲームを遊ぶ……ちょっとした野外フェスのような自由な空気感です。

そんなコロシアムの隣で1時間おきに開催されていたのが、そのものズバリの「攻略講座」。
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シシララTVでもおなじみの運営スタッフ・分析官の早川さんによる、データ分析をもとにしたトークショーなのですが、これがなかなかタメになる内容でした。「どのメギドがプレイヤーに多用されているか」など、運営サイドしか知りえないデータが惜しみなく公開されていて、立ち見が出るほどの大盛況ぶり。

タダツグさんも早川分析官と一緒にデータを見ながら強くなるための勉強をしていたので、きっと今後はクソヴィータの称号を払拭してくれることでしょう。

■ちゃんと講座を覚えているか? タダツグさんに聞いてみた

──ちょっとそこのクソヴィータ。癪なんだが、ちなみにどんな講座やってるのか教えてちょうだい。

タダツグ:息子かっ! まだ1回目の講座しかやってないけど、3回に分けてラッシュ、カウンター、バーストの各タイプごとに人気のメギド、所持率の高いメギドを紹介しつつ、具体的な戦い方やそれらのキャラを活かす運用方法を紹介してくれるって内容だよ。早川さんの解説だから、初心者から上級者までタメになる、めちゃわかりやすい講義だった。データ発表形式の講座が終わると、残った時間で早川さんに質問したり、デッキ構築のアドバイスがもらえる時間もあったから、直接話が聞けた人は参考になったと思われ!

──ひとりで遊んでると、わりと強い敵にぶち当たって「詰まった」状況になることも多いもんね。先輩格のプレイヤーに相談できると心強い。

タダツグ:詰まったときに単にレベルを上げるだけじゃなく、「戦略」で勝つことができるっていうのがわかると、『メギド72』の遊び方ってとたんに広がるじゃない? 攻略サイトや動画を見るのも勉強になるけど、やっぱり直にスタッフさんや先生のような存在の早川さんから教わるのって貴重な体験として、身になる感じがしたなあ。生放送で話を聞くのとも違う実感があるというか。リアルイベントならではの経験を積んだ気がするぜ。

──じゃあ、これでもう強くなったからこのあとの生シシララTVステージでのタダツグチャレンジは勝算だらけで大成功ってことですな!

タダツグ:やめろ、プレッシャーやめろ!! このあと、マジで何やるかわからんのに、本番で無茶振りされる俺の身にもなってみれ。

──わざわざ来たんだ、手ぶらじゃ帰れねぇな!?

タダツグ:ブネェェェ!!!!

そうこうしているうちに開宴時間がやってきて、突如会場がまったく違う雰囲気に包まれました。ピンと張り詰めた空気。ステージ脇にスポットライトが当たり、そこには──!

■豪華すぎるバンド編成の生演奏! ちょっとこれもうコンサートじゃありませんか!!
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本格的なオープニングステージの前に「メギド72公式演奏者」のみなさんによる生演奏がスタート。一気に会場全体がヴァイガルドと化しました。いつもはスマートフォンから聴こえてくる音楽を実際に目の前の弦楽器や管楽器、ピアノやギター、パーカッションが奏でてくれるなんて、まさに夢のよう。思い思いにドリンクを傾けたりしながら、生演奏を聴けるとは……なんと贅沢な祝宴でしょうか。

演奏が終わると、いよいよオープニングステージです。司会進行役は現在ソロモンのレベル28と30というダブルブッキングのおふたり。ふたりの紹介で宮前Pが登壇すると、客席からはわっと拍手と歓声が!
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▲「人前が苦手」という宮前P。「人前耐性のオーブ」を装備してきた!?
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▲宮前Pがブネを召喚! これまた客席は大盛り上がり!!
宮前Pからは「リアルイベントを企画しても、人が来ないんじゃないかという不安なところからスタートしたのに、結果的にたくさんのご応募をいただくことができました。今日は高い倍率を勝ち抜いた幸運なソロモン王の皆さんと、一緒に楽しい時間を過ごせたらと思っています」という挨拶も。あたたかな拍手が会場に響き渡ります。さあ、いよいよステージプログラムをメインとした楽しい時間の幕開けです。

■生演奏タイムはしっとりと、たっぷりと、贅沢に

ここで引き続き、演奏者のみなさんによるミニコンサートタイム。小編成ながらも、しっかりとした音色とリズムが胸に届く、至高のひとときでした。おお、アジトの曲……これはたしか1章で流れる曲だ……頭の中にモンモンやシバや、メギドたちの姿、死闘の思い出が次々に思い浮かんできます。タダツグが「ステージ裏から聴いてるだけで思わず泣きそうになった」と漏らしていましたが、大丈夫、プレス席で私は潤んだ目から涙を拭っていたよ!
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▲後のステージで「コンサートをぜひ」とタダツグがひとこと。ほんとそれ、ほんとそれ!!
■生シシララステージに勝算はあるのか? 不死者ベレトのベリーハードにLV60編成で挑め!!

さて、次なるステージはお待たせいたしました、いよいよ我らがシシララTVの生放送出張版です!

今回は会場限定の生シシララTVステージ。いつものメンバー登場ということで、今回もゲストには朝霧友陽さんにお越しいただきました。
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まずは甘く囁くカスピエルボイスでご挨拶。

「今日はよろしゅうな」

客席からは悲鳴にも似た歓声が上がります。見れば「束縛して」と書かれたお手製のうちわを振る熱烈なファンの方も。時折、生放送を現場で拝見もしていますが、やはりファンの方のナマの反応をその場で体感できるというのがイベントの醍醐味ですね。
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みんなのテンションが上がる一方で、ただただ緊張に打ち震える男がひとり。ガチチャレンジなので、これといってステージの内容を聞かされていないヴィータのタダツグです。

「まったく内容を知らされていないので、ボクだけ台本が薄いんですよ……」

そういってペラッペラの台本を見せてくれました。ホントにガチすぎる……。

そんなわけで、おなじみのタダツグチャレンジのお時間だ! 宮前Pからの挑戦状……発表されたミッションの内容に、会場がざわめきます。
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『36-6 「不死者ベレト」のベリーハードを指定されたパーティでクリアせよ』

ニヤリと笑う宮前Pと、絶望の表情を浮かべるタダツグ。隣で笑うしかない朝霧さんとゲームDJ。

「はあ!? ベレトって……ただでさえ強いベレトのベリハを初見のパーティ、しかもレベル60縛りの編成でって、ええええ……!?」

これはさすがに会場もざわっとしました。

宮前Pがおっしゃるには「慣れれば2回に1回くらいはクリアできるかなって(笑)」とのこと。やれるのかタダツグよ……。

なお、クリアできればすべてのプレイヤーに7272ゴルドとSTドリンク100が1本プレゼントされるという、うれしい報酬が約束されました。

「や、やるしかないでしょう」

もちろんタダツグひとりでは心もとないので「いっぱい欲しいわ~」と甘く呟く朝霧さんをセコンドに迎えます。いつもの生放送以上にたのもしい!
■かくして戦いが始まった……

今回の指定された編成は、左からティアマト(ハニワキング)、アミー(ミステリートーチ)、リーダーにグラシャラボラス(レッドウィング)、ラウム(ボーパルバニー)、ロノウェ(氷のジバル)。リーダーであるグラシャラボラスのマスエフェクトを受けないティアマトの役割をどう考えるべきか、話し合いが進みます。ティアマトは「バーサーク」を有するキャラ。扱い方しだいでプレイスタイルがまったく変わる二面性を持っているので、最初に方針を決めてかからないと戦線が崩壊する危険性も……。

会場でも自分なりの戦略を考え込む人ばかり。まるで一斉にテストを出された試験会場のようで、見守るというよりも自分も参加して楽しもうという意志がひしひしと感じられました。

「ティアマトにハニワキングか……バーサーク状態にすればアタッカー要員にできますね」
「いや、ここはきちんとフォトンを配って支援させるべきでは?」

タダツグと朝霧さんの打ち合わせが熱を帯びますが、時間が押しているという理由もあり、方向性が微妙に定まりきれないまま成り行きに任せる形でチャレンジスタート! なお、「時間内にクリアできるなら何度挑戦してもOK」という変則ルールだったので、フォトンの初期配置が非常に不利だった初戦は速攻でリタイアすることになりました。

仕切り直してもう一度。そして……そこからが熱かった! 会場の全員がタダツグと朝霧さんの応援で一体感を増していきます。

最初は緊張感しかありませんでしたが、タダツグも冷静に状況判断し、フォトンを配布していきます。手汗や緊張感から操作ミスをしないように細心の注意も払わねばなりません。よく話し合いながら冷静にフォトンをドラフトしていくにつれ、勝算が……勝算が見えてきたぞッ!!

ティアマトを支援役にしたことで速く、安定して覚醒ゲージを溜めることができ、ごりごりとベレトの体力を削っていきます。ちなみに男女キャラ問わず、スキルや奥義を披露する際には歓声と応援が飛び交いました。実況を超えたお祭り感と一体感は、リアルイベントならでは!

とはいえ、ベレト御一行様の攻めは容赦がありません。あっちもこっちもゾンビ化して、ひりつくような攻防……ロノウェの防御能力に希望を託しつつ、メインアタッカーのアミーで攻撃! ラウムで覚醒ゲージをためて夜露死苦するなど、工夫を凝らして凝らして、凝らして……どうにかベレトを撃破できました! やりよる!!
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▲ソロモンとシバのうちわを使って会場のみなさんとも意思疎通。
会場からは割れんばかりの拍手。さあ、残るは前列のレイジファントム4体のみだ! ここでタダツグがひとこと。

「オレ……どうしても……「ピリオドの向こうへ」……行きたいんすよ!!」

今回のリーダー・グラシャラボラスの奥義「ピリオドの向こうへ」は、簡単に言うなら自爆技。敵全体に大ダメージを与える代わりに、反動で自身が戦闘不能になってしまうという究極にイチかバチかの荒技であります。

だけど、わかるぜ……タダツグ。そこには……レジェンドになりたい男のロマンがあるよな……!!!!

「ピリオドの向こう側へ行って、それで4匹全滅させてキメられたら、最高にかっこよくないスか!?」

ざわつく会場。私にはみんなの心の声が聴こえた。

(心の声)
「タダツグよ、お前の気持ちはわかる、痛いほどわかるぜ。ステージの上、見せるプレイも大事だもんな……わかる、わかるよ……。

だが!

だがしかし!

お前の双肩には私たちと全国のソロモン王へのゴルドとSTドリンクがかかっているので、できたら至極安全に、無難に進めてもらって勝ち確にしていただきたいんですけどー!?

これで負けたら貴様に生きる価値はないっ!!」
(心の声ここまで)


4匹の体力は全員がおよそ半分以下まで削れた……仕掛けるならどこだ。今か? 今なのか?

グラシャラボラスの覚醒ゲージは満タンだ。いつでもいける……いや、しかし。だがしかし!

「時間押してますよ! タダツグさん早く決めて!!」
「うるせー、黙ってろウマオ! いける……いや、いけない……もう1ターン……」
「いける……? いや、まだ早くないですか?」

やんわりと止める朝霧さんの制止をふりきって、ついに男はアタックフォトンに手を伸ばす! タダツグが吠えた。

「いっけえええええええ!!!!」

みんなで見たい、辿り着きたい、ピリオドの向こう側へ。グラシャラボラスが、タダツグが、レジェンドになる瞬間を誰もが見届けたいと。

……そう、思った。

会場からも、今までになく強い声があがる。

「いけ────────っ!!」

すべてのソロモン王の祈りをのせた怒涛の奥義が炸裂する。渾身の一撃に力を使い果たして、散っていくグラシャラボラスが見えた。まるで淡い霧のようにサッと消えゆく。ABAYO、グラシャラボラス……。

フィールドに立ち尽くすのは、リーダーとマスエフェクトを失った仲間のメギドたち。

そして……。

じつに微量の体力ゲージを残してふわふわと揺れる、レイジファントムさんたちのお姿でした(笑)。

「っだー!! 決まらねえぇぇぇぇぇぇ!!」
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▲キレイにお残しワロタwwwwww
きっとこれが生放送なら、罵倒と笑いで画面いっぱいに大草原が形成されたことでしょう。頭を抱えるタダツグ。こんな大舞台でそんなおいしいことやらなくてもいいのに! まあ、カッコいいところをちっとも見せられないのがいつものタダツグスタイル! 悲鳴と爆笑とが渦になって、会場を包み込んだ瞬間でした。

とはいえ、もちろんこのあとはサクッとレイジファントム4匹を片付けて見事にクリア!

戦略を立てるのに時間をオーバーしたため、やや急ぎ足でしたが、次のクイズチャレンジも見事に全問正解して、宮前Pに報酬を上乗せしていただきました。うちのアジトは万年金欠なので助かる助かる。ありがたい。

ちなみに、クイズも会場のみなさんの力を結集して解いていった感あり。最終問題である“「メギド72」の歌の中で31番目に登場するメギドは誰?”はマジでヤバかった。会場の前列にいらした女性のソロモン王が暗記なさっていて、ヒントをもらえなかったら撃沈していた気がする……(すごすぎるぜ!)。

大騒ぎして、大賑わいのうちに幕を閉じた生シシララTVステージ。ステージを降りたあとに、攻略講座もこなしたタダツグさんは「やっとこれで……少し会場の雰囲気を楽しめそうだよ……」と安堵の声を漏らしておりました。おつかれさまです(笑)。
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毎回、指定の編成で強敵に挑むタダツグチャレンジには、詰め将棋のお題を出されたかのようなおもしろさがあります。きっと今後の生放送でもまた新たなチャレンジが登場すると思いますので、ぜひ機会があれば応援してください。みんなの力でタダツグを勝たせて、宮前Pから報酬をいただいちゃいましょう!(笑)

■豪華すぎてめまいがしそうなメンバー! メギド好き声優によるトークショー「メギトーク」開宴!

さて、ここからはダイジェストにて他のステージの模様を振り返ります。まずは声優トークショーから。

【ゲスト】
朝霧友陽さん(デカラビア/カスピエル役)
生田善子さん(マルバス/アスモデウス役)
中國卓郎さん(サレオス/グラシャラボラス役)
関根明良さん(シトリー/アイム役)
財満健太さん(シャミハザ役)
堀江瞬さん(シャミハザ/ガギゾン役)
津田拓也さん(ガープ/バラム役)

登場して、みなさんがそれぞれに趣向を凝らしたキャラのセリフで挨拶を繰り広げるたびに、会場は大盛り上がり!
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▲「私たちは「メギド好き声優」です!」の挨拶には拍手喝采でした。
●トークテーマ1:「ここが面白い! メギド72」
●トークテーマ2:「私の一押しメギドはこれだ!」
●トークテーマ3:「メギド72あるある」
●トークテーマ4:「メギド72に物申す!」

キャラ推しの関根さんが愛を叫び、女性キャラのキュートすぎる胸元についつい目が行ってしまうという財満さんのコメントに全力で乗っかっていく女性陣。大丈夫かな、愛しかないぞ、この人たち……。
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自分が担当するマルバスの良さをとうとうと語る生田さんの熱量……一方で堀江さんは「ゼパルちゃんが大好き」とコメントし、迷っていたハロウィン衣装を買うことも宣言されてました。また中國さんは、胸を張ってグラシャラボラスへの愛を叫んでらしたのが印象的でした。

「メギドのなかで自爆できるの、ボクだけですよ!!」

そのとおり! 不死者を育てまくっている朝霧さんからの「あるある」は切実で、「羽根を使いすぎ!」というツッコミが強めで会場大爆笑。津田さんからは「プレイしていくうちに石50個がSTドリンク160に見える」という内容の「あるある」で、会場大納得。

他にも「キャラへの贈り物をいつでも作れるようにして欲しい」とか「親密度が上がるシステムが欲しい」とか「自分が声を担当しているキャラを早く実装してほしい」とか「ドクズのキャラが人気があるので、自分もドクズのキャラをやってみたい」など、歯に衣着せぬ直球なドリームトークも。

どの声優さんも本当にガチでプレイされていて、「メギド愛」にあふれている様子がありありと伝わってくる楽しいステージ。声優さんという遠い立場にあるイメージが強い人たちを「同じソロモン王なんだ」と身近に感じられた気がしました。
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■アツすぎるガチバトル! 選抜プレイヤーVS運営の精鋭 決闘!生コロシアムステージ

予選を勝ち抜いた一般プレイヤー3名と、宮前さんが選んだ運営の精鋭3名がPvPでガチバトルを繰り広げる「生コロシアム」。

PvPを3戦行い、2勝したチームが勝利。プレイヤーチームが勝利すれば、宮前Pから「召喚チケット×3」を全プレイヤーに配布することが発表され、俄然盛り上がることに!

第一試合はなんといきなり女性同士のバトル。1200試合をこなしてきたという猛者の「がんばります」さんがオロバスをリーダーに据え、いうなれば「死んでもただでは死なないパーティ」で、運営のヨネクラさんを圧倒して大勝利!

第二試合は、まさかの同リーダーパーティ対決。プレイヤー代表の「ヒレツカツ。」さんはフリアエをリーダーにし、周りのバーサークキャラで攻めるスタイル。タクティカルプリンスの二つ名を持つ運営のイマーンさんにかなり押されるも、終盤を一気に畳み掛けてこれを撃破!

なんということでしょう、早くもプレイヤーチームの勝利と報酬は確定してしまいました(笑)。これはさすがに想定外? 苦笑する宮前Pは非常に悔しそうでありました。

泣きの第三試合はフォトンマスターを名乗り、運営最強とも言われるネモさんが満を持して登場。宮前Pか召喚した最強の運営を迎え撃つのは、なんと選ばれしソロモン王のなかでもっとも経験が浅く「まだPvPは30戦くらいしか……」という「アリマせんべい」さんです。

どちらのパーティにもリリムが居て、最終的にスキル「白昼夢」で双方のリリムちゃんが大暴れ。なかなか拮抗した戦いが繰り広げられたものの、ネモさんがリリムにスキルフォトンを3連積みするなど熟練の戦いぶりを見せ、容赦がありません。

すやすやと眠り続けたアリマせんべいさんのパーティは、夢の世界に旅立ったまま敗北してしまうことに。しかし、この睡眠バトルは応援がかなり盛り上がりました。なかなか起きないガープに対して「ガープ起きて! 起きなさい!」と母親のような声援が飛び交うなど、「寝ろ」、「寝るな」、「起きるな」、「起きろ」の大喧噪。ネモさんがグラシャラボラスの奥義「ピリオドの向こうへ」でフィニッシュした際は、両者の健闘を称える大きな拍手がステージに降り注ぎました。
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宮前Pも最後の勝利には、運営の意地を見せることができたとひと安心のご様子。

「見せパでやってほしいと頼んでいたので、きちんと見せ場をつくって勝ってくれてよかった」

でもでも~、結果はプレイヤーチームの大勝利!! 代表3人の活躍によって、我々は「召喚チケット×3」を勝ち得ることができたのです。ちょうどサバト前のタイミングだったこともあり、このプレゼントはきっとすべてのソロモン王が喜んだはず!

なお、ステージで戦った代表者たちには、公式イラストレーター・中山さんの直筆イラスト色紙がプレゼントされました。これにはソロモン王じゃなくても大号泣!

■そして大団円のエンディングステージへ。新情報から妄想まで、次から次へと発表されて夢が広がる『メギド72』!

いよいよ祝宴もお別れのとき……エンディングステージです。
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司会のおふたり、宮前P、そしてタダツグが登壇。宮前Pが熱い想いを語ります。

「期間も予算もないなかで、みんなでつくりあげることができたこのリアルイベント。みなさんが笑顔で楽んでくださったみたいで、僕らとしてもすごくうれしいです」

そしてお待ちかねの新情報や今後の方針が、宮前Pから直々に発表されました。なおイベント終了後にはプロデューサーレターが更新され、今はプレイヤー全員が発表内容を確認することができるようになっています。

●プロデューサーレターはこちら

■アフターカーニバル……これからの『メギド72』に期待しかない

──祝宴楽しかったねぇ。おつかれさまでした! ところでタダツグさん、どうしてエンデ ィングステージにキミまでいたの。

タダツグ:いや、ぜひ出てくださいってスタッフさんにお願いされてさ。予定になかったからオレもびっくりしたよ。光栄すぎる……。

──いかがでしたか、間近で見た“これからの『メギド72』”については。たくさんの情報公開に、客席は大興奮でしたけども。

タダツグ:もちろんオレだって大興奮だよ! 宮前Pの妄想まで含めて、今後が楽しみすぎる、すごく希望の持てる内容だったと思う。サガコがとくに気になった情報はなんぞ?

──私は新テルミナスメギドの「ベヒモス」がとても気に入りました! なんとなくテルミナスメギド=女性メギドのイメージが固定されてたから、意外というか、とてもうれしい。腹筋くんが増えてうれしい。召喚できたらもっとうれしい!! 実装が楽しみだなあ……。

タダツグ:オレはやはり、「広告にも力を入れます!」という力強いひと言かな。これまでファンから何度も要望が出ていた「宣伝強化」にようやく踏み切ってくれた……いや、むしろ踏み切ってもOKな領域へとたどり着けたってことだからね。これは運営さんからの「これからもっと力を入れていきますよ!」という明確なメッセージだと受け取っている。

──なるほどね。

タダツグ:これ、別に書かなくてもいいんだけど、これからも安心して課金できるなって思ったよ、俺は(笑)。

──書いとくよ(というか書いておいた)。キャラはもちろん、音楽やゲーム性、物語……改めていろんな視点から『メギド72』の魅力を再認識できた、とても実のある祝宴でございました。

タダツグ:コロシアムや攻略講座では「このメギドにこんな戦い方があるんだ」という発見があった。他人のプレイを見ていても楽しくておもしろいというのは、いいゲーム、いいシステムの証だと思うんだよね。もっともっとたくさんの人に遊んでほしいし、こういうイベントもまた実現したらいいなあ。

──そういやタダツグさん、どさくさに紛れて最後に自分の希望を物申してたよね。

タダツグ:申しました……気持ちを抑えられなかった……。「いつか『メギド72』のコンサートをお願いします!」とか「ゴールドオイルと青真珠をメギドの塔の報酬に実装してください!」とかね。自分の欲望に忠実に。でもさ、どっちも実現してほしくね?(笑)

──わかる! いつかどちらも叶うといいなあ。

ずっと客席後方のプレス席から参加させていただいたのですが、ファンの皆さんのあたたかみと『メギド72』スタッフの作品愛とが通い合って、繋がったイベントだったように思います。宮前Pがおっしゃっていたように、ファンのみなさんの笑顔がその何よりの証明といえるでしょう。

おそらく『メギド72』は、ここからもっともっと大きくなっていくのでしょう。私も5月にはじめたばかりで、ニワカプレイヤーの域を出ませんが、今は物語の続き……6章の更新が待ち遠しくて仕方がありません。

ファンの思いがそのままフォトンになって「視える」かのような熱さを感じた今回の祝宴。 いつか再びリアルイベントへの新たな「ゲート」が開く──その日は、そう遠くないのではないか。そんな気がしてならない一日の締めくくりとなりました。

この12月にめでたく1周年を迎える『メギド72』は、年末に向けてますますお祭り感を増していくかと思います。より一層のご発展とご多幸をお祈りして……って、これじゃ完全に披露宴の電報だ(笑)。

でも、私はこのソロモン王の物語の結末をきっときっと見届けたいので、全力で祈ります。 『メギド72』がもっと世に知られるようになって、もっともっと多くのソロモン王が生まれますように! 


テキスト:サガコ(Sagako) フリーライターときどき小説家。ゲームやアニメ、テレビが好きだけど腐女子にもなりきれず夢女子にもなれず、すべてにおいてハンパな人生を謳歌中。「少年ヨルハ」や「NieR Orchestra Concert 12018」といった各種舞台やコンサートなどのパンフレットテキストも担当。不思議なご縁で「水曜どうでしょう」関連の書籍も手がけています。
ツイッターアカウント→サガコ@sagakobuta

電撃文庫「リペットと僕」