【ファイアーエムブレム ヒーローズ】引き強じゃなくても闘技場スコア4500を超える方法
このコラムでは、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の闘技場に挑戦し、スコア4500を超えるためのノウハウをある程度突き詰めつつある、とある男の戦い方をご紹介します。
※(編集部注) 本記事は、闘技場第2シーズンかつ階級2時点の情報です。

■はじめに
・リョウマ? アクア? ヘクトル? なにそれおいしいの(白目)
闘技場に潜るたびに、リョウマやアクア、ヘクトルといった、2017/2/13現在、まだピックアップキャラに設定されていない強キャラを編成しているユーザーのパーティに高確率で出くわします。
残念ながら、私はそれらのキャラクターを持っていないため、現在のピックアップキャラや、たまたま出た星5キャラ、かき集めた英雄の翼で覚醒させた養殖の星5キャラで編成せざるを得ません。
星5がいるだけいいじゃないか! という話はありつつも、ステータス合計がスコアに影響する仕様上、スコア4500を目指すためには星5で編成せざるをえないため、その点はご容赦頂きつつご覧いただければと思います。
ちなみにピックアップキャラで言うと、闘技場頻出のチキは全くもって排出される気配がありません。持っているみなさんが羨ましいです。
・でも、4500はなんとか超えました
そんな感じで、私は決して引き強ではないですが、何とか熾烈な闘技場ランク争いに第1シーズンも第2シーズンも1000位以内には入れています。
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■で、どうやって4500超えるの?
・前提条件
スコア4500を超えるためには、上級かつノーデス(自パーティが1体も死なない)での7連勝が大前提となります。
そしてそれを適えるためには、原則レベル40星5キャラ4体編成は必須となってしまいます(少なくとも正面から殴り合うキャラに関しては) 。
残念ながら誰でも行ける! 的な攻略法では決してありません。 星5を4体編成すれば行くのあたりまえでしょ? ○○持ってるからでしょ? という意見もあるかと思いますが、少なくとも前者は決してそんなことありませんし、後者に関しても自分の編成を踏まえた上で私なりに代替案を提案させていただきます。
・私のパーティ編成
現在の私の所持キャラの中での闘技場第2シーズンの最適解は以下の編成でした。
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赤枠
マルス:ヘクトル&チキ処理要員 兼「回り込み」を駆使した緊急時の壁役
青枠
エルフィ:汎用的壁要員 兼 赤枠絶対殺すウーマン 兼「ぶちかまし」で緊急時に他キャラを前線に送り込む要員
緑枠
ニノ:青枠絶対殺すウーマン 兼「引き寄せ」で他キャラを運搬する要員
無色枠
タクミ:近距離反撃で緊急時の壁要員 兼 ちょい残し発生時の処理役
・十分強い編成じゃないか! 参考にならん!
という意見もあるかと思いますが、実際はほぼすべての枠が代替自体は利くと考えています。
赤枠に関しては、基本ヘクトル処理がメインのため、他のピックアップキャラでも問題はないですし、チキ処理用にできれば「ファルシオン(竜特攻)」持ちのマルスやルキナが好ましい、という感覚です。 ただし、ヘクトルに対しては自分から攻撃せずにヘクトルに先制させ、反撃し、次のターンで攻撃してトドメを刺す戦法なため、それなりに攻撃力は必要ですが。
また、マルスの場合は「回り込み」や「離脱の行路」と行った移動系スキルを持っていることも優先的に採用した理由です。マルス自身の生存確率も他キャラの生存確率も上げられます。
青枠に関しては、結果的にエルフィを採用していますが、初期キャラのシャロンでも全く問題ありません。 むしろ、緑枠に採用したニノとのシナジーを考えると、シャロンの方が優先されるべき(シャロンの「攻撃の応援」でニノの「グルンブレード+」の火力を大幅に引き上げることができるため)です。
ただ、下記のマップにおいて、緊急移動が必要な際にエルフィの「ぶちかまし(味方を2マス先に移動させる)」が輝くため、彼女を採用しました。
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緑枠に関しては、「引き寄せ」が便利であるのと、遠距離攻撃であるためにルフレやリンダを除けば現環境の青枠キャラと直接殴り合うこともなく、問題のルフレやリンダの処理も楽なため、ニノを採用しています。
しかし、同じく緑魔法枠のマリクなどでも問題ないですし、タクミに気をつければミネルバなどでも問題ないかと思います。 ただ、「引き寄せ」が光る場面が経験上多いので、私としてはニノを編成することで勝率は上がりました。
無色枠 に関しては、編成のコンセプト上はタクミである必然性はありません。タクミを入れている理由としては、守備のパラメータが高めなため一撃で陥落しづらく、なおかつ近距離反撃持ちのため一時的に壁になり、次のターンでトドメを刺しに行けることです。
これ自体は重装タイプのキャラを編成したり、他の3枠で処理しきれない属性のキャラを編成したり、ニノの「引き寄せ」やエルフィの「ぶちかまし」のような他キャラを移動させるスキルをもったキャラを編成したりと、実質自由枠です。 ただし、ある程度の攻撃参加の必要性や、一撃死の多い現環境を考えると、ヒーラーでは役不足ではないかと考えています。
・逃げるは恥だが役に立つ
誤解なきようにお伝えしたいのは、本稿で目的としているのはハイスコアを突き詰めることではなく、あくまで4500の大台を超えることです。
そのためにはそもそもノーデス7連勝するための方法論を考える必要があります。方法論の一つとしてはこれまで記述したような、現環境のトレンドを意識したパーティ編成です。 ただし、最適なパーティ編成を行ったうえで、ノーデス7連勝への大きなハードルとなる事象が存在します。
それは、 圧倒的限凸勢(言葉は悪いですが、又の名を廃課金勢) の存在です。
もちろん、私もそれなりに課金はしていますが、ピックアップキャラとはいえ、チキやタクミを10凸できるような大量課金は夢のまた夢です(いくらかかるんでしょうか……) 。
闘技場で何も考えずに上級で挑み続けると、10凸状態のタクミや、下手すると5凸以上しているヘクトルやリョウマに出くわすこともあります。そうなるとノーデスは非常に困難です。そこで役に立つのはスコアの厳選です。
まずは下記のキャプチャを見てください。
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私は迷わずギブアップを押します。
というのも、スコアレンジの最高値が652を超えると大量に限凸しているケースが大半なためです(上記キャプチャの場合656) 。
もし、大量に限凸しているパーティと出くわしてしまった場合、私の手持ちでノーデス7連勝するのは非常に困難です。 配置やマップが有利なものであればもちろん勝てる可能性もありますが、ノーデス7連勝を前提とした場合、勝率が明らかに低いものに賭けるのは愚策でしかありません(もちろん、スコアの高みを目指す前提であれば挑む必要がありますが……)。
まさに、 逃げるは恥だが役に立つ
■まとめ
スコア4500を超えるためには、
・上級ノーデス7連勝
・闘技場で流行している各属性の強キャラの対策を意識した編成(方法論は色々ある)
・逃げ恥(652以上が鬼門)
というのが結論です。
もちろん環境が変われば、対策すべき内容も変わるため、あくまでも2017/2/13(闘技場第2シーズン最終日)時点での情報として、皆様の参考になりましたら幸いです。

テキスト:炎亭紋章
愛する任天堂様の初の本格Free to Playタイトル「ファイアーエムブレムヒーローズ」に全ゲームリソースを注いでみることに決めた男、炎帝紋章(ふぁいあーていえむぶれむ)と申します。FEHを盛り上げましょう。


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