スクエニに勤めることの凄さというのは、隣に座っている人。ないしは半径数十メートル以内に入る人が超ビッグタイトルを作っている人だらけだということ。

普通であれば日参し三顧の礼をもって、ようやく決まるコラボが極端な話、食堂やエレベーター、タバコ部屋で決まる。これってすごいことです。

スマホになってコラボがしやすくなり、パパッと席に行くか、すれ違った瞬間に話しかけられる「社内人脈」があるかどうかもプロデューサーに求められるスキルになりました。何十年も前からすごいプロデューサーはそうでした。

大手の人は他の部門とどんどん仲良くならないといけないんです。物理的にも心理的にもパーテーションはもういらない。

一方でそのうち、この戦略もお客様に飽きられる可能性があるので外とも話をし続けるフットワークの軽さも、変わらず求められます。