ローカライズされて嬉しい。遊ぶ。

Steamなどでオンライン配信されるゲームの魅力のひとつは、斬新なアイデアの数々。
近年、スペックの向上によってどうしても開発が大規模になってしまい、そうなるとやはり、開発する側としてはなかなか冒険ができないという事なのか、「少ないタイトルをじっくり作って、より確実にヒットさせる」という方向性の開発になり、ゲームアイデアとしてはなかなか既存の枠から脱することが出来ないものが多いように見受けられる。
そんな中で、アイデアを持った人が小規模開発～リリースが容易な形によって、そのアイデアを次々と具現化しているのが、このオンラインの市場ということだろうと思う。
もちろん、全てのアイデアが成功に繋がっているわけではないけれども、かつてのゲーム市場を賑わせたのも、実はこういった数々のアイデア勝負のゲームが市場の裾野を広げたことや、そのアイデアがまた別のゲーム開発に少なからず影響を与える、というサイクルによるものだったのではないかと考えると、今後、この市場はさらに広がりを見せる可能性はじゅうぶんにある。