シシララTVのタダツグです。シシララTVの1週間を振り返る、まとめ記事のお時間がやってまいりました。
今回は諸事情ありまして、2週間分をまとめてお届けすることをお許しください(仕事の管理ができてなくて泣ける……)。とはいえこの2週間、やっぱりかなり濃密で印象深かった。さっそく思い出してみようじゃありませんかっ! 今回も例によって、とくに思い出深い2つの生放送ネタからいってみましょう。
■生放送:『ゼルダの伝説 BotW』に『ボコスカウォーズII』に……楽しすぎてヤメドキなし!
個人的な感想ですが、我ながらここ数回の生放送は思い出深い内容が多いです。「自分で言うなよ!」ってツッコミもあるでしょうが、それだけ面白い作品に触れられているってことが本当に大きい。まずは3月13日に配信した『ボコスカウォーズII』!
【MCU&夢工場長参戦】33年ぶりの新作『ボコスカウォーズII』をつくった人と実況!【元祖RTS】
ゲストには本作のプロデュースを手掛けた夢工場長と、KICK THE CAN KREWやULでラッパーとして活動するMCUさんが登場。さらに、女性ヒューマンビートボクサーであるCYBORG KAORIさんと声優の桐島ゆかさんまで参戦し、めちゃくちゃにぎやかな配信になりました。
そもそも『ボコスカウォーズII』は、1983年に発売された往年の名作『ボコスカウォーズ』の正統続編。いわゆる「RTS(リアルタイムストラテジー)」的な要素が盛り込まれた、元祖シミュレーションRPGとなります。ゲームDJはMSXで遊んでいたらしいけど、僕なんかはちっとも知らなかったわけで……。いったいどんなゲームなのか?
プレイヤーは主人公のスレン王となって王国軍に指示を出し、宿敵オゴレス王を撃破することが目的。横スクロールのフィールドを右から左に進軍し、迫りくる敵兵を蹴散らしつつオゴレス城を目指すことになります。道中には王国軍の仲間が囚われていたりするので、彼らを開放してうまいこと戦力を増強しつつ、マップを進んでいくのがクリアのコツとなってきます。
当初の予定では、夢工場長チームとシシララチームに分かれてのチームバトルを展開し、どちらがオゴレス王を撃破できるかを競う予定でした。もっと突き詰めて言うと、クリアするのはなかなか難しいゲームなので、いかにオゴレス王のそばまで近づけるかをチームマッチで競う予定だったのです。そう、予定だったんですよ!
なんというか、毎度予定通りにいかないのがシシララ流。ホント、よくも悪くも思った通りにいかないんだよね(笑)。今回はいったい何が起こったのか? なんと、シシララTVチームの先鋒である我らが桐島ゆかさんが、初見プレイながら神業ともいえる超絶プレイを見せてくれたんです。あれは完全に想定外の出来事!!
▲まずはCYBORG KAORIさんが初見プレイ! このプレイを見ていた桐島さんが、まさかの覚醒を果たすことになるとは……。
「これは歴史に残る記録映像になるかもしれんぞ!」ということで、急きょチーム戦の体裁を捨て、桐島さんを全員でバックアップし、オゴレス王を打倒することにシフトチェンジしたわけです。なんといっても桐島さん、仲間への操作がじつに的確! でもって戦略がとにかく緻密で繊細!! 僕だったら「ええい、なんとかなるべ~」とでたとこ勝負に舵を切りそうな局面でも、しっかりと先の先まで計算しつつ、慎重に道のりを進めていくその姿。マジでシビレました……。
あれよあれよとプレイすること約2時間……マジで来ちゃったよオゴレス城まで(笑)。僕は隣で見ていたわけですけど、桐島さん、むちゃくちゃ緊張しつつもすげえ真剣な目つきでプレイしていて、そりゃあ開発者も視聴者のみなさんも応援したくなりますよね……。
▲ちなみに、桐島さんはクラシックなドット絵風味のグラフィックのほうがプレイしやすいとのことでしたが、ワンボタンで現代風のイラスト描写に切り替えることも可能! どちらも味があっていい感じ。
はたしてオゴレス打倒は成ったのか? それとも、志なかばで倒れてしまうのか!? 本当に初見プレイとは思えない奇跡ともいえるその結末は、ぜひ動画で確かめてみてもらえれば!
そんななか、桐島さんのあとを受けて僕も遊ばせてもらいました。桐島さんが「常に先を読みながら敵と接触しないように進めていく」という慎重プレイだったので、僕は「何も考えずにスレン王だけで爆進していく」という、勢い任せのプレイを決行! これまでのプレイとは対極の、いきあたりばったりなスタイルだったわけですが……これが思った以上にサクサクと進めまして(笑)。慎重にプレイするもよし、その場のフィーリング重視で遊んでもよしなゲームであることを証明する形になりました。『ボコスカウォーズII』の懐の深さ、ハンパねえッス!
最後はゲームDJがギターを演奏し、CYBORG KAORIさんがボイスパーカッションを乗せ、スタジオの全員で本作のテーマソング「すすめボコスカ」を熱唱するという、まさかのサプライズ演出でシメ! MCUさんや夢工場長と一緒に「すすめボコスカ」を歌えるなんて、こんな黄金体験ほかにない!! 本当に楽しい2時間30分でありましたとさ。
でもって、先週の「つくった人がゲーム実況」は祝日スペシャル! 発売されたばかりのNintendo Switchで絶大な人気を誇る『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)』をプレイしました。
この回は、前週と打って変わってファミリー感押し! DJと楠世蓮さん、そして僕の3人でヤンヤヤンヤ言いながらプレイをするという小規模&長時間配信になりました。なんというか、友達の家に集まってみんなでRPGを遊ぶ……まるで小学校や中学校の頃に戻ったみたいなデジャブ感であります。
【最新作】『ゼルダの伝説BotW』リンクが倒れるごとに罰ゲーム実況【シシララTV】
最初にプレイしたのは世蓮さん。『BotW』は初プレイとのことですが、歴代の『ゼルダ』シリーズは結構プレイしているとのことで、アクションも謎解きもかなり手慣れていて心強し!
今回の新ギミックから『ゼルダ』恒例の爆弾ギミックまで、次々とアクションをマスターしていきます。やはりこの人、王のUTSUWAだけあって飲み込みがはええ!
それにしてもこの『BotW』、序盤こそチュートリアル的にやるべきことが示唆されるものの、とにかくやれることがたくさんあって自由度が高い! たとえば訪れるべきいくつかの祠はあれど、そこを回る順番はプレイヤー任せと、マジでなんでもできてしまいます。
ここで漢っぷり(!?)を見せつけてくれた世蓮さん。なんと、いきなり高難度の祠からチャレンジするという、暴走ともいうべき突撃プレイを見せてくれました。後戻りすることを考えずに、雪が積もる高山へと突き進んでいくリンクは、じつに精悍でカッコよかった。これが僕のプレイだと、絶対にこうはなってないよなぁ……(できるだけ安全なところからコツコツやってくタイプ)。
それにしてもタイトル通り、『BotW』のリンクはマジでワイルド。コレは無理だろ……って壁やガケでも平気でガシガシ登っていくし、敵の骨さえ武器にして振り回すしと、まさにヒーローの鏡! ギミックの多さ&おもしろさも特筆モノで、この作品が世界中で人気がでるのもわかった気がしました。
ということで、チュートリアルをすべてクリアしてパラセイルを手に入れ、より広い世界へFry Hi! ……ってところで、残念ながらタイムアップ。世蓮さんは次の現場に向かわなければならなくなってしまいました。
当初の予定ではここで放送も終了させるはずであったこの生放送ですが、あまりにもゲームが面白すぎて1も2もなくプレイを続行! わたくしことタダツグがプレイを引き継いで、視聴者のみなさんから攻略方法を教えてもらったりしながら、ストーリーを進めていきます。
笑いがありました。右も左もわからぬ土地で、遠くから敵を狙撃して倒そうというシチュエーションで、弓矢と間違えて口笛を吹き、敵に気づかれてしまったり……。
祠のパズルで、想定されているものとは異なるであろう「ゴルフ解法」とでも言うべき解き方を試みたり……(じつに回りくどかったw)。
村に向かう途中で馬を捕まえ、さて名前を何にしようか……ってなったとき、視聴者のみなさんが速攻で「ウマオしかないっしょ!」っとツッコミを入れてくれたりね……。
感動もありました。読者アンケートに導かれ、ガノン城への侵入を試みることになった我々ですが、その道すがらの攻防がじつにアツかった。
道中でのガーディアン戦。何度やっても敵のレーザーをうまくパリィできず、にっちもさっちもいかないところで、視聴者からの神コメントが。
「レーザーを放つ瞬間、ロックオンの音が消えますよ」
マ、マジかっ!! これを大きなヒントに、なんとかパリィのタイミングをつかむことができた僕。残された最後の盾による3回連続のパリィ成功。どうしても倒さなければ先に進めないガーディアンを、見事撃破したときの、あのファミリーのみなさんとの一体感たるや! なんだか初期のシシララTVの生放送に立ち返った感覚がありました。手汗すごかったんよ……。
その後もダッシュで敵の猛攻を掻い潜ったり、ガーディアンの目を盗むようにして崖を上ったりと、はたまた高所からのパラセイルで一気に城の奥深くまで潜入したりと、これまた自分で言うのもなんですが、じつに見応えのある挑戦が続きました。セーブしてはチャレンジし、失敗してはやり直す。このトライ&エラーの楽しさよ!! 『BotW』、マジでヤメドキなさすぎるだろっ!!
結果的には、ラスボスであるガノンの一歩手前まで進んだところでプレイ終了。17時に終了する予定だった番組が、まさかの21時まで続くという祝日ならではの配信となりました。いやー、本当に楽しかった。『BotW』はいつかまた実況プレイをさせてほしいところですね……。
▲何度もゲームオーバーになったけど、その都度、視聴者のみんなの応援に助けられて前に進めた気がします!
ほかにも、シシララファミリーの女の子たちによる動画企画をほぼ毎日お届けしました!
【検定アプリ】コスプレでレレミ(文山恵)と相川なつがゲーム実況!その38【シシララTV】
【ライバルアリーナVS】声優の桐島ゆかが最強の軍師を目指して#8【シシララTV】
【ライバルアリーナVS】声優の桐島ゆかが最強の軍師を目指して#9【シシララTV】
【シャドウバース】マスターランクの梨蘭とのんびりルームマッチその3【シシララTV】
【シャドウバース】マスターランクの梨蘭とのんびりルームマッチその4【シシララTV】
【龍が如く】楠世蓮のゲーム実況#6【シシララTV】
こうして見ると、ほんとにたくさん生放送してますね……見直すのもたいへん(笑)。
どの子もじつに面白そうにゲームをプレイしてくれますね。じつは梨蘭さんの番組のアフタートークで一緒にジェンガ対決をさせてもらったりと、僕も個人的に楽しませてもらったりしております。いつか全員でジェンガ対決とかしてみたいもんですなぁ。
■オリジナル記事:読み応えバツグン! ラー油さんコラム&スーパーアプリ若手座談会
今回更新したオリジナル記事は、ゲームブロガー・ラー油さんの『SIMPLE』シリーズコラムに、前・後編あわせて25,000文字にもおよぶ、スーパーアプリの若手クリエイター対談! どちらもマジで読み応えありますよ。
ラー油さんのコラムのピックアップタイトルは『THE ヘリコプター』。ヘリコプターでどんなゲーム性を実現しているのかが気になると思いますが、僕がもっと気になるのは、登場する女性がすべからくみんなカワイイって部分。主人公のママとか、担任の先生とか、ショップの店員さんとか、すべてがカワイイというこの奇跡。ラー油さんがその魅力をガッツリと語ってくれていますので、コレは見逃し厳禁です。
マジで『SIMPLE』シリーズの奥の深さはヤバい! 次回のコラムも楽しみです。
そして、『ライバルアリーナVS』などを手掛けるスーパーアプリのクリエイターさんにお話をお聞きする特別企画も第三弾の後編も掲載!
ゲームDJが若手クリエイター10人の人となりを掘り下げる、軽妙なトークを展開していますので、こちらも必見です。
ってなわけで、ここ2週間もシシララTV独自の企画を多数お届けさせていただきました。生放送や記事を見逃しちゃった~って方は、ぜひ上のリンクからチェックしてみてくださいね。それでは、本日はこのへんで。引き続き、シシララTVをよろしくお願いいたします!
テキスト:タダツグ(Tadatsugu) シシララTV編集部、電撃編集部などで活動中のゲームライター/編集。生放送にも出演中。いつまでも少年の心を忘れないピーターパン症候群を自認するケツ合わせ系テキスト書き。好きなゲーム:『ニーア』シリーズ、『ヴァルキリープロファイル』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ、『パズル&ドラゴン』など多数。
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