ボクが好きな物はみんな好きなはず! こだわりを感じるインディーデベロッパー特集【するめインディーゲーム/第3回】
インディーゲームが大好きなセレベスト御用達のコーナーも、ついに3回目! そんなわけで、フレンズのみなさんこんにちは。するめ(以下)マンです。いやあ、良かった良かった。もう、3回目ですよ! 変なネタを仕込みすぎて、シシララプロジェクトからサクッと追放されたらどうしようかと気が気じゃなかったです。私は「インディーファースト」の理念のもと、今後ともさまざまなインディーゲームを紹介していくのでよろしくお願いします。……こういうことを書くから怒られるのかな。
さて、前回は真面目に『東京ダーク』を紹介しましたが、本当にインディーゲームってマトモな物を紹介しているだけでも全然追いつかないんですよね。だから、このコーナーでは“万人にオススメできる傑作を1本だけ選ぶ偶数回”と“名作や奇作を織り交ぜて複数のタイトルを紹介する奇数回”という2パターンでゲームを紹介していこうと考えているんですよ。

というわけで今回は奇数回。今回もなるべく穏便に、面白いゲームを紹介していこうと思います。変わったゲームは抑え目でね。ウソジャナイヨホントダヨ。

第1回目のコラムはコチラ→友だちがいないアナタも安心!? 試験には絶対に出ない格闘ゲームのススメ
第2回目のコラムはコチラ→【東京ダーク】鎌倉に住むイギリス人が描いた東京の“闇”

■今回のテーマ:ボクの好きなインディーデベロッパーたち

──某月某日

タダツグ:するめちゃん、ちぃーっす。つーわけで、今回も、サクっとたくさんのインディーゲームを紹介して欲しいんだけど……って、オイオイ、どうした? この世のすべてに絶望したようなショボイ顔。

するめ:消えてしまったんですよ。数多のゲームたちが……。

タダツグ:もしもしするめちゃん? おーい、聞いてます?

するめ:消えてしまったんですよ! Steamで苦情が寄せられた大量の低品質なゲームが消されてしまったんです!!

タダツグ:お、おう。そうだったのか。それはつら……くないな。むしろ、低品質淘汰の方向はいいことなんじゃねーのか?

するめ:何を言ってるんですか! いいですか。無茶苦茶やっているように見えるこのコーナーですが、自分でも最低限の縛りを入れている部分があるんですよ。それは“ストアで消えるゲームは紹介しない”という縛りです。低品質とかコピーゲームという理由でプラットフォームから消される。なんて、なんて恐ろしいんだ……。もし、自分が紹介したゲームが消されたらと思うと、気が気じゃありませんよ!

タダツグ:そうか。うん、それはだな。そんなゲームを紹介するのがいけないんじゃないかな。ほら、シシララでも『マルディタカスティーラ』の実況とか、面白いインディーゲームを紹介してるじゃん。そういうのだけでも俺はいいんだよ? 

するめ:えぇー。どっちかというと、自分は「マルデカスダコーリャ」って感じの、みんなに見放されているゲームとかを紹介したい!

タダツグ:うまいこと韻を踏んでドヤ顔するのはよせ。というわけで、今回のテーマについて聞きに来たんだけど、ボクの好きなインディーデベロッパー……これ、テーマとして大丈夫? ちゃんとしてる?

するめ:何を心配しているのかまったくよくわかりませんが、大丈夫ですよ。3回目にしてはちょっと変則的なんですが、デベロッパー単位で紹介したいんですよ。理由は、ジャンル縛りが面倒だから!

タダツグ:おいおいおいおい、方向性がいきなりグダグダじゃねーか。

するめ:安心して。ボクを信じて! トラストミー!!

タダツグ:信じさせてくれよ!
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●「Sirlin Games」:筋金入りの格闘ゲームファンが作り上げた格闘ゲーム愛の結晶を遊べ!

するめ:まずは1発目ということで、最近ハマっているゲームのデベロッパー。格闘ゲームが大好きなゲームデザイナー・David Sirlin氏が立ち上げたSirlin Gamesから紹介していきましょう。

タダツグ:格闘ゲームが大好きということは、格闘ゲームばかり作ってるデベロッパーなのか?

するめ:と思うじゃん? ところが違うんですよ。なんと、第1作目はアナログゲーム。格闘ゲームの“読み合い”をカードに落とし込んだ対戦格闘カードゲーム『Yomi』を出しているのです。

タダツグ:カードゲームで格闘ゲーム!? よくわからんけどちょっと面白そう。

するめ:そのとおり! これがコアなファンがガッチリつくほど、よくできています。アナログ版は英語だけだったのですが、じつはiOSやSteamでデジタル版も出ているんですよ。そちらは日本語化されているので、我々も問題なく遊べます。
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タダツグ:なるほど。……って、パッと見は普通のTCGに見えるんだけど。どこら辺が格闘ゲームなん?

するめ:“投げ”、“打撃”、“回避”、“防御”の相性によって、どちらがダメージを与えられるか決まる基本的な部分から、削りダメージやコンボ、転倒させたあとの起き攻めなど、攻防の流れが完全に格闘ゲームなんですよね。

タダツグ:へー、よく見ると超必殺技とかバーストもあるんだな。ダメージ値じゃないところにも小数点の数字があるけど、これはなんじゃらほい?

するめ:それは攻撃速度、いわゆる“フレーム数”です。同じ属性の技を出した場合は、その数字が小さいほうが勝ちます。つまり、格闘ゲームにおける“フレームの概念”を取り入れてるんですよ! だからこそ、コマンドを出すのが苦手な人でも格闘ゲームのエッセンスを楽しめるカードゲームなのです!!
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▲同じ打撃なら、フレームの数字が少ないほうが勝ちます。メチャクチャ格ゲーっぽい。
タダツグ:す、すげえ。ちゃんと作ってるんだな。ちなみに、ほかにはどんなゲームを作ってるデベロッパーなん?

するめ:パズルゲームの『Puzzle Strike』、あとはアナログゲームをいろいろ出していますね。じつは『Yomi』に出てきたキャラクターと世界観は“Fantasy Strike”というブランドになっていて、同じキャラクターが登場するんですよ。

タダツグ:そうなのか。結局、格闘ゲームは作ってないんだな。

するめ:と思いきや、なんとついにSirlin Games製の対戦格闘ゲームが世に爆誕しました。その名も『Fantasy Strike』!  格闘ゲームをカードゲームにした『Yomi』から数年を経て、いよいよ“Fantasy Strike”の世界が、本当の格闘ゲームになったのです。

タダツグ:対戦格闘ゲームをカードゲームにしたゲームが格闘ゲームになって……なかなか、ややこしい経緯をたどってるなぁ。

するめ:現在はアーリーアクセス中ですが、かなり思い切った仕様の格闘ゲームですよ。まず、下段や中段といった概念はありません。コマンド入力(レバー入れ攻撃はあり)もなくて、通常攻撃、必殺技1、必殺技2、超必殺技が全部ボタンのワンプッシュで出せます。
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タダツグ:すげえシンプルだな。それで読み合いが成立するの?

するめ:むしろ、読み合いに特化したゲームと言っていいでしょう。さらに、特徴的なのが“Yomiカウンター”というシステム。相手が“投げ”を使ってきたときに、ボタンやレバーを押していないと自動でカウンターが発動するんです。初心者が苦手とする“投げ抜け”に対するアンサーとして、じつに素晴らしい!

タダツグ:べた褒めかよ! でも、話を聞けば聞くほど面白そうだぞ。……でも、きっと第1回の記事で取り上げた格闘ゲームみたいにオフライン対戦だけなんだろ?

するめ:いいえ、違います。オンライン対戦完備です! 単純な操作で誰でも遊べるので、本当にオススメですよ。今が旬なので、オンにも人がいますしね。こういうアーリーアクセスには積極的に参加しましょう。ちなみに、身内で対戦して感じたキャラクターの性能は今のところこんな感じです。
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▲体力がメモリ制になっているのも特徴。基本的には1回の攻撃で1メモリ減り、強い技は2メモリ以上減ります。体力が多いキャラはメモリも多いのでわかりやすい!
グレイブ(Grave):『サムライスピリッツ』の覇王丸みたいな大斬りと、弾を撃てるいわゆる“リュウ”的な主人公タイプ。メッチャ強いけど、自分が使うと弱い。

ジャイナ(Jaina):弓と膝のセットプレイで襲ってくる『サムライスピリッツ』の真境名ミナみたいな弓キャラ。強い人が使うとヤバイが、自分が使うと弱いことを実感した。

ガイガー(Geiger):時を止められるナイスミドル。サマーソルトキックやジェノサイドカッターのような技を持ち、必殺技の“タメ状態”が存在するという本作では特殊なキャラ。お手軽に強く、自分が使うと弱体化する。

セツキ(Setsuki):飛び回ってクナイを投げるイブキ的なニンジャ。空中投げが本当にやばいくらい強いが、自分が使うと弱すぎた。

ヴァレリー(valerie):飛び道具はないが優秀な技性能で、相手にするとかなり強い。体力が低いので事故るとあっと言う間にやられるため、自分が使うとザコ級の弱さに。

ルーク(Rook):スーパーアーマー付きの突進と、スーパーアーマー付きのコマ投げを持ち、超必殺技の優秀な対空を完備した強キャラ。体力も高く強いが、自分が使うと突然弱くなる。どういうことだ。

ミドリ(Midori):変身能力を持ち、変身すると手がつけられなくなるくらい強いのだが、自分が使うと使いこなせないのでやはり弱い。

ディグレイ(Degrey):『ギルティギア』のスレイヤーみたいな性能でスタンドも使えるオジサン。α版で対戦相手に出てきたらかなり強かったけど、自分が使うと弱くなる。

ラム(未実装):現状では未実装のパンダ。自分が使うと弱いことだけはわかっている。

アルガガーグ(未実装):同じく現状では未実装。『Yomi』ではカードゲーム寄りの“呪い殺す”キャラだったので、格闘ゲームでどう再現するのか気になるが強そう。でも、自分が使うときっと弱い。
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するめ:だいたい、こんな感じですね。

タダツグ:なるほど。いや、わかりやすいんだけど、他のゲームのキャラを絡めた性能説明ってなんか斬新だな。基本は強いキャラ同士でぶつかり合って読み合うゲームってことがわかったわ。

するめ:そのとおりです。

タダツグ:つーか、お前が使うと全部弱いってナメてんのか!!

するめ:だって、好きだけど格闘ゲーム弱いんだもん。仕方ないでしょ!

●「Free Lives」:ハリウッド映画っぽいキャラが大爆発! 男の象徴が物理的に暴れまわる

するめ:ち●こ!

タダツグ:はぁ? 何を突然言い出してんだ、お前の前世はおぼっちゃまくんか?

するめ:そのセンス、古いですね!! 安心してください、おかしくなったりはしてないです。じつは、今の発言は次に紹介するデベロッパーと関係しているんですよ。その名も「Free Lives」。PS4でも配信されている『Broforce』を作ったことで有名なデベロッパーですね。

タダツグ:あー、知ってるわソレ。ハリウッド映画ソックリのキャラクターがドッカンドッカン暴れまくる2Dアクションだべ? 超キモチイイやつ。
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するめ:そのとおり! どこかで見たことがあるアニキたちを救出しながら、地形をボッカンバッカン破壊しながら進んでいく超楽しいゲームです。

タダツグ:B級映画みたいでおバカなゲームだけど、あれは良作だと思う。

するめ:ちょっとキャラ性能が偏っているので、救出したキャラクターによって難易度が変わっちゃうかなーってところと、大味なのが利点でもあり欠点でもあるんですよね。それを差し引いても滅茶苦茶面白いのでオススメです。そして、ここからが本番。

タダツグ:本番……だと……?

するめ:なぜ、冒頭で「ち●こ」と突然叫んだと思ってるんですか。じつはですね。このデベロッパーが2016年に出したゲームがまさにソレなのです。その名も『Genital Jousting』。ペ●スとち●こが戦うオンライン対戦完備の対戦ゲームです。

タダツグ:ペ●スとち●こが戦う対戦ゲーム!? 皮が……もとい、表現かぶってるよそれ!!

するめ:ち●こ同士が先っぽからインクを出したり、プロレスをしてくんずほぐれつしたり、先っぽを相手の玉袋に刺したりして勝つ。そんなミニゲームがたくさん収録されているんです。

(※)編集部からの注意:ここから先をスクロールすると、男性器に見立てたキャラクターを操作して戦うスクリーンショットなどが写ります。『Genital Jousting』はアダルト指定のゲームとなっておりますので、そういった描写が苦手な方は閲覧をお控えください。

タダツグ:うーん、やはりとうとうおかしくなってしまったのね。かわいそうに……。

するめ:違いますってホラ! 見てくださいよ。この下品なレスリングを!
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タダツグ:うお、ひくわー。マジひくわー。

するめ:男性器と男の象徴がくんずほぐれつ! 見ているだけでにっこりしませんか? こういうミニゲームが大量にあるので、ワクワクしておちんつかなく……いや、落ち着かなくなりますよ! ほかにも、先っぽからカラフルなインクを出して背景を塗りあうモードや、ち●このデートから結婚、別れまでの一生を描いた「Date Night」などのモードが、アップデートで追加されています。

タダツグ:話を聞いてるだけで混乱してきた。

するめ:現在、早漏中……ないしアーリーアクセス中ですが、本当にいろいろなミニゲームが詰まってて楽しいゲームなんです。
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▲ち●ことち●こがロマンチックなデート。月がきれいですね……いいえ、あなたのほうがきれいです。
タダツグ:そうか、そうか。ちょっとお腹いっぱいになってきたからもういいかな。

するめ:まだ、全ミニゲームを極めていないので詳細な紹介は避けますが、あとで万人に受けるゲームとしてしっかり紹介する予定です。とりあえず、今回は先走り汁を出しておきました!

タダツグ:先走りとか汁とか言うな。万人に受けるほうで出しちゃダメだからな!

するめ:な、なんで? タダツグさんだって僕だって、それこそち●こは人類の半分が持っているものなんだし、残りの半分も、たぶんち●このことが大好きだと思うんですよ。それなのにひどい!!

タダツグ:それはお前の主観だろ! 考え方がひどすぎてクラクラするぜ……ってか俺まで巻き込もうとするのは辞めろ。テキストではモロに書いてくるんだろうけど、俺は「ち●こ」の文字にベタ●入れるかんな。そこはひよってごめん。

するめ:お任せします(苦笑)。ということで、ふざけたゲームも本気でガッツリ遊べるように作っちゃうFree Livesでした!
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▲ナニをくつろいでんだよコイツら、腹立つわー(タダツグ心の声)。
●「B.P.(Lightning Game Studios)」:騒ぎを起こしつつステップアップしてきたPSMの名物デベロッパー

するめ:さて、3つ目は色々な意味で話題を呼んだ、デンジャラスなトコを紹介したいと思います。

タダツグ:これ以上にデンジャラスなこととかあんのか? ねーだろ!?

するめ:タダツグさん。PlayStation Mobileこと、PSMというプラットフォームは覚えていますか?

タダツグ:あー、あったわ。確かPlaystation Vitaでストアにつなぐと、個人が作ったゲームが買えるサービスだったよね?

するめ:そうです。もうサービスが終わってしまったプラットフォームなのですが、そこから生まれた『ヒーラーは二度死ぬ』というタイトルがPS4で配信されて高い評価を得ていたり、海外のタイトルがSteamに移行していたりと、じつはインディーの歴史にとって重要な立ち位置のプラットフォームだったんですよ。

タダツグ:なるほど、そういう名作を出したデベロッパーを紹介してくれるんだね?

するめ:うーん、そう……。いや、そう……かな……。ボクは好きなんですけど、ちょっとやらかしがごにょごにょ。

タダツグ:なんで、小声になるんだよ! ホント頼むよ、するめちゃん。キミさ、俺が毎回毎回どんな気持ちでこのコラムを編集してるのか理解してる? どこかで誰かに怒られないか、めっちゃハラハラしてるんだぞ!?

するめ:大丈夫ですって。PSM特集はいずれ別の機会でガッツリやりたいのですが、それをやるうえで避けて通れないのが今から紹介するデベロッパーなんですよ。というわけで、まず、1本目はB.P.(現:Lightning Game Studios)! PSMが好きな一部の好事家の間で話題を呼んだ会社です。

タダツグ:もう、さっそく嫌な予感がするけど、どういうデベロッパーなのよ。

するめ:まず、幻の1作『Space』は、 Unityのチュートリアルで学ぶサンプルゲームをそのまま売ってストアから消える、という華々しいデビューを飾ってます。

タダツグ:オイオイオイオイ!

するめ:その後、カードゲームに勝ってコインを手に入れるはずが、バグでコインを入手できない『カード』。ボールが天井にぶつかると、左右に往復をはじめて地面に落ちてこなくなる『ブレイクアウト』など、斬新すぎるゲームを次々と出していきました。
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▲コインが手に入らないのでクリアしても意味がない『カード』。ルールはカンタンに説明するとソリティアです。
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▲ボールが天井についたらアウトでやり直しな『ブレイクアウト』。コンティニューするたびに、バーの操作速度がどんどん早くなって制御不能になるワナも。
タダツグ:それさ……斬新っていうかさ……もう、続きを聞くのが怖くなってきたんだけど……大丈夫なのソコ?

するめ:語り出すとキリがないのでやめますが、そういうヤンチャなデベロッパーだったんですよ。その後も光る玉を5個集めるとクリアになるけど、そもそも取れない位置に置かれている『ソルブレイン』シリーズなどで、異様な存在感を放っていました。しかし、PSMの終了とともにそれらの作品はすべて消えています。一応、iOSで同名のタイトルが出ているのですが、PSM版とはまったく違うゲームなので……。

タダツグ:今のところ、危険なゲームの話題しか出てこないのだが、本当にお前を信じていいのかい?

するめ:そんなB.P.さんがLightning Game Studiosと名を変えて、PS4で新作を出しました。それが『solbrain knight of darkness(ソルブレイン 闇の騎士)』。ちなみに、これは北米ストアでしか販売されていませんでしたが、盗作疑惑でストアから消えました。

タダツグ:結局、どれもやらかしてて遊べないじゃねーーか!

するめ:まあ『闇の騎士』に関しては、使ったアセットが悪い可能性もあるので、100%すべてB.P.さんのせいとも言い切れないのですが……。とにかく、そんなヤンチャを繰り返してきたB.P.さんですが、ストアから消されても不屈の闘志で諦めなかったんです。そうして出された次なる作品が、北米ストアの『Spear of Destiny The Kaiseki』。初期は“難しすぎて日本でたった1人しかクリアしていない”という幻のゲームでしたが、アップデートによって回復アイテムが追加され、難易度が大幅に低下。光源処理が明るくなって画面も見えるようになりました。

さらに(今のところ)ストアから消されていません! そう、ついにB.P.さんは、ちゃんとストアで売られ続け、エンディングもちゃんとある(それまでは、基本的にエンディングがなかった)ゲームを作るまでに成長したのです。人は……成長するんですよ……。

タダツグ:ふーん、ってなんかいい話みたいにまとめようとしてもそうはいかねえぞ!? そこ、ただのスタート地点じゃねーかよ!!
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▲『Spear of Destiny The Kaiseki』アップデート後版。出現地点まで移動すると現れる敵と、1対1で戦っていく高難易度アクションです。
するめ:いやいや、誰だって、最初は模倣や失敗から始まるじゃないですか。ただ、ちょっとストアで売っちゃったのが問題になっただけで……。

タダツグ:大問題だわ!

するめ:でも、ちゃんとこうしてPS4で遊べるゲームを作ったのだから成長ですよ。この調子で、いつか大人気のゲームを送り出すデベロッパーになって欲しいと願っています。というわけで、今回はここまでかな。

タダツグ:途中まで良さげだったのに、最後に地雷をぶっこんできやがって……。まあ、よしとしようか。じゃあ、次は万人に受ける1本を頼むな。

するめ:了解でーす。では、みなさん、また(怒られて消えてなければ)お会いしましょう。次回は万人に受ける熱いベルトスクロールを紹介したいと思います。サヨナラ!

テキスト:するめ(以下)マン(Surume Ika Man)正体不明のバレバレ海産物。最近、飼っている子猫が就寝中に大量のピンポン玉をぶつけてくることが悩み。というか、そもそも大量のピンポン玉がなぜ自分の部屋に? だいたい、子猫なんて……飼ってたかな……。

ツイッターアカウント→するめ(以下)マン@IkamanS2

第1回目のコラムはコチラ→友だちがいないアナタも安心!? 試験には絶対に出ない格闘ゲームのススメ
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