『ブレイジングオデッセイ』のプレイをはじめたばかりのビギナープレイヤーさんに、ゲーム攻略の有益な情報をお届けしていく全4回の連載企画。最終回となる今回は、いよいよ強敵に勝利するためのノウハウについてお伝えしていきます。
第1回目の記事はコチラ→勝利を欲する者、5つのジョブの特性を把握すべし!
第2回目の記事はコチラ→ユニットを育成するときに心がけるべきこと
第3回目の記事はコチラ→武器や装飾品を作って戦いを有利にしよう!
■強敵と戦うために覚えておきたい3つのポイント
今まで3回の記事で、ユニットの役割や強化方法をレクチャーしてきました。では、その強化したユニットで何をすればいいのか? 答えは簡単、「
さらなる強敵に挑み、相手が落とす素材をゲットする」……これに尽きます。
「
ユニットを強化してパーティを編成」→「
そのパーティで強敵に挑戦」→「
強敵を撃破して入手した素材で、さらに強力な装備品を作成してパーティを強化」→「
そのパーティでさらなる強敵に挑戦」……というのが、『ブレオデ』の基本的なゲームサイクルになるわけですね。
では、強敵に挑むにあたって覚えておくべきことはなんなのか? まずは下記の3つを解説してもらいたいと思います。
1:敵の弱点属性などを考慮して有利に戦えるパーティを編成する
2:サポーターが「バフスキル(仲間を強化するバトルスキル)」を、ジャマーが「デバフスキル(敵を弱体化させるバトルスキル)」を使用してダメージを与えやすくする
3:バトルスキルで連続攻撃を仕掛けて「チェイン」をつなげ、「チェインダメージ」を上昇させる
ここまでゲームを遊んでいるユーザーであれば、大まかに理解されている内容かもしれませんが、ここからは各要素を詳しく説明していきましょう。
■相手の弱点属性を突けるパーティを編成しよう
第1回目の記事で、本作における「属性」の概念を説明しました。おさらいしておくと、本作には火、木、水、光、闇の5属性が存在し、それぞれ下の写真のようなすくみの関係にあります。
火属性の場合、木属性に対しては大ダメージを与えられる一方、水属性からは大ダメージを受けてしまうことを意味するわけですね。ちなみに闇属性と光属性は、互いの属性に対して大ダメージを与えあう両すくみの関係となっていますのでご注意!
本作では戦場に出撃する前にクエストに出現する敵の属性傾向を確認することが可能なので、これをしっかりとチェックして「相手の弱点を突けるユニットを編成」して出撃すれば、それだけ有利に立ち回ることができます。ぜひ覚えておきましょう。
▲出現する敵の属性傾向をチェックして、こちらが有利に戦える属性のパーティで出撃しましょう。
■攻撃を仕掛ける前に「バフ&デバフスキル」で戦う準備を整える
いざ、強敵と向かい合ったら何をすべきか。いきなり強力なバトルスキルで挑みたくなる気持ちもわかりますが、それは早計というもの。まずは「バフ&デバフスキル」を使用して、仲間の強化&敵の弱体化を図りましょう。
・バフスキル
仲間ユニットを強化するバトルスキル。おもにサポーターが使用。一定ターン数、パーティ全体の攻撃力を底上げしたり、特定属性のダメージ効率を上昇させたりする。
・デバフスキル
敵ユニットを弱体化させるバトルスキル。おもにジャマーが使用。一定ターン数、相手の防御力を減少させたり、特定属性への耐性を減少させたりする。
ここで覚えておきたいのが、「バフやデバフスキルは重ねがけが可能」ということ。本作では、同系統の効果がかかるバフ&デバフスキルでもスキルの名称さえ異なれば、重ねがけすることでしっかりとその効果が得られるようになっています。具体的な例をあげてみましょう。
上記の2枚のスクリーンショットで紹介した獄鎖の修羅ギルティスの【バーサク】と螺旋の剣聖アウラの【魔力解放】は、対象者こそ異なるものの、どちらも使用することで攻撃力を上昇させることができます。
こういった場合、ゲームによってはより効果が大きい【魔力解放】のほうが優先されることもありますが、『ブレオデ』においてはスキル名が異なる場合、どちらの効果も重複。その結果……
同時に使用した場合、獄鎖の修羅ギルティスに2つのバフスキルの効果が重複し、攻撃力が大きくアップするわけです。
当然ながら、これはそのほかのバフスキル、およびデバフスキルでも同様。つまり、スキル名の異なる複数のバフ&デバフスキルを重ねがけして仲間を強化&敵を弱体化させれば、それだけ大ダメージが期待できることに。これを使わない手はありませんよ!
▲攻撃を仕掛ける前に仲間や敵の名前をタッチしてステータスを確認。ここでどのバフ&デバフスキルがかかっているか、ちゃんと把握しておくことが重要です。
■「チェイン」をつないで「チェインダメージ」を上昇させよう
本作では同ターン内にバトルスキルを連携することで「チェイン」が発生。これをつなげばつなぐほど、「チェインダメージ」が上昇し、敵に与えるダメージ増えていきます。
実戦では、まず相手の狙いたい部位を指定してアタッカー以外のユニットが攻撃して下準備。ある程度チェインがつながったところで満を持してアタッカーが強力なバトルスキルを使用し、一気に大ダメージを与えましょう!
▲こちらはチェインなしの状態で竜骸蒼皇イグナートが【レヴィアダイブ】を放ったもの。
▲そしてこちらが、同様のシチュエーションかつチェイン5の状態で【レヴィアダイブ】を放ったもの。チェインをつなげたことでチェインダメージが追加で入り、与えるダメージがアップします。
チェインはバトルスキルでしか発生せず、また同一ターン内でのみつなぐことができる仕様。ターンが終了するとまた0に戻ってしまうことは覚えておいてくださいね。
CHECK!
TPとAPの概念を把握しておこう!
パーティを効率的に運用していくにあたって覚えておきたいのが「TP(テクニカルポイント)」と「AP(アクションポイント)」の概念。名称こそ似ていますが、要素としてはまったく別の内容となっていますので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
TP……各ユニットごとに設定されており、そのユニットがバトルスキルを発動する際に消費するポイント。通常攻撃を繰り出すことで上昇するほか、ターン開始時や敵の攻撃を受けることでも微増する。
▲赤枠で示しているのがTPゲージ。これを消費することでバトルスキルを繰り出せる。
AP……パーティの総合値として設定されており、ユニットが行動する際に消費するポイント。この数値が残っている間は、ユニットを何度でも行動させることが可能。ただし、ユニットは1度行動するたびに消費APが1ずつ上昇していくので、同じユニットを何度も行動させる際には注意!
▲最後のみ、残りAPが数値に満たなくてもユニットを行動させることが可能(例:残りAP1の状態でも、消費AP3や4のユニットを行動させることが可能)。うまく使いこなしましょう。
強敵との戦いでは、このTPとAPをうまく配分して戦うことも重要。仲間のTPを回復するバトルスキルを所持したユニットをパーティインさせたり、APの総合値を上昇させるアクセサリーを装備させたりすれば、立ち回りの幅が広がりますので覚えておきましょう。
■仲間と共闘! マルチプレイのススメ
ここまで説明してきたことをマスターすれば、強敵との戦いは一気に楽になるハズ。知識を蓄えたあなたは「脱・初心者」を果たしたといえるでしょう。そこで次に挑戦してみてほしいのが「マルチプレイ」! 『ブレオデ』ではボスクエストにマルチプレイで挑戦することが可能です。
▲ボスクエストの「マルチプレイ」を選ぶことで、全国のプレイヤーと協力して強敵に挑戦することが可能。
マルチプレイでも戦いのセオリーは変わりません。相手の弱点属性を考慮してパーティを構成し、バフ&デバフスキルを駆使してパーティを強化&敵を弱体化。そのうえでチェインをつなぎ、アタッカーの強力なバトルスキルで大ダメージを狙いましょう。
▲マルチプレイ中はスタンプでコミュニケーションがとれます。うまく活用していきましょう。
ということで、全4回の記事で『ブレオデ』のバトルシステムを解説してきましたが、いかがだったでしょうか? ここで身に着けた知識を活用して、さらなる強敵とのバトルに挑んでいただければうれしいです。それではみなさん、ごきげんよう!