シシララTVのタダツグです。5月に入ってますます生放送に力を入れている我々。『ケイオスリングスΩ』クリアまで生放送に『マリカ8』最速王決定戦、『I WANNA BE THE GUY』の地獄実況まで、独自企画満載でお届けしております。
今日は、そんな怒涛の生放送ラッシュが続いた5月の我々の動きを振り返ってみましょう。「全部を追い切れてない~」って方も、こちらをご覧いただければ安心です!(笑)
さて、5月に入っての放送で、みなさんにとってとくに思い出深いものといえばなんでしょう。僕としてはやはり、下記の2本の放送が印象に残っております。
まず1本目はこちら。
【GW特別編】美女たちと『CHAOS RINGS OMEGA』 をクリアまで実況!
やっぱり『ケイオスリングス オメガ』のクリアまで生放送! 5月4日というゴールデンウィークのど真ん中に、ゲームDJプロデュースの名作を文字通り“クリアまで”プレイさせてもらいました。
正直なところ、この放送の数日前からずっと体調が芳しくなく、放送中もずっと身体に違和感があったわけですが、そんなの気にならないレベルでゲームがおもしろかった(まぁ、写真では疲れと体調不良を隠しきれてないけどねw)。何より、たくさんのみなさんの力に助けられた配信でした。
配信前から色々準備してくれたウマオ。最初から最後までプレイに付き合ってくれた桐島ゆかさん。時には僕と操作を交代して、難しいパズルを解き明かしてくれた梨蘭さん。舞台の稽古があるにも関わらず駆け付けてくれた藤嵜亜莉沙さん。深夜の眠たい時間帯を盛り上げてくれたカワチさんとラー油さん。そして、我らがゲームDJと、モニターの向こう側から応援してくれたシシララファミリーのみなさん!
たくさんのみなさんに見守られながらの20時間。そりゃあ体調が悪いとか言ってる場合じゃないですよね。
肝心のゲームのほうもマジで名作! 本編はどう考えても泣かせに来ているとしか思えない名エピソードの連発で、とくに主人公であるヴィーグが「オーガ」の名前を継承することになる、あのマグマのシーンからの一連の流れはマジで秀逸! スタジオがシーンと見入ってしまうほどのクオリティでした。あんなん泣くしかないだろ。
とにかくシリアスな展開が多かった本編とは180度異なる番外編では、あのギャリック&アルトのコンビが大活躍!
このギャップというか、落差というか、1本でシリアスもコメディも両方楽しませてしまおうというゲームDJの粋なプロデュースワークはさすがの一言でした。レベルが足りなくて赤いビリケン(通称:赤パン)狩りをしたり、ピュッコレを埋めるためにスタジオ&視聴者のみんなで一体となってマッピングしたりしたのも、思い出深い配信になった要因だったように思います。
またやりたいなぁ「クリアまで生放送」。もちろん、次はしっかりと体調を整えてからチャレンジしたいところです(苦笑)。あ、見逃したから今からアーカイブで見るぜ~って方は、20時間くらいあるので自分のペースでご覧くださいね!
▲上記はシシララファミリーのねじさんが送ってくれたクリア記念のイラスト! 赤パン狩りの記憶がしっかりと刻み込まれていますね(笑)。ねじさん、本当にありがとうございます。応援メッセージを送ってくれたみなさんにも感謝!
そしてもう1本は、Nintendo Switchの『マリオカート8 デラックス』のシシララ最速王決定戦しかないでしょう!
『マリオカート8 デラックス』シシララ最速王決定戦!
楠世蓮さん、カワチさん、ラー油さん、ゲームDJにタダツグというお馴染みのメンバーで「誰が1番速いのか?」を競うという、これまた久方ぶりのガチ企画でした。
グランプリに、VSバトルにと盛りだくさんの内容でお届けしたこの放送。みんなでヤンヤヤンヤと笑いながらプレイしたり、はたまたヒリヒリとした真剣勝負でぶつかりあったりと、濃密な3時間。
はたして「シシララ最速」の冠は誰の頭上に輝いたのか? まだご覧になっていない方はぜひアーカイブ動画でご確認いただきたいところ。例によって、敗者はさまざまなドリンクや調味料(!?)を適当に混ぜ合わせた「激マズフレーバードリンク」を飲まなければならないという罰ゲームが用意されており、みんな本当にガチで挑んでますからね!(笑)
それにしても、やっぱり任天堂のゲームはすごい。みんなでここまでワイワイ楽しめるゲームというのは、本当に貴重だと思います。昔から一切ブレることのないこのスタイル、じつにステキ。今回はローカル対戦だけでしたけど、次は視聴者のみなさんを巻き込んだオンライン対戦も織り交ぜた第2回放送なんかも面白そうです。
■つくった人がゲーム実況:僕らのヒーロー! あの高橋名人がサプライズ参戦!!
5月の「つくった人がゲーム実況」もじつに濃密。5月1日放送では、ニンテンドー3DSで楽しめるサンドボックス系ゲーム『キューブクリエイターDX』をプレイしました。
【GWスペシャル特番】最新ゲーム『キューブクリエイターDX』をつくった人と実況
さまざまな種類のキューブを組み合わせて、自分が思う世界を創造していくという箱庭ゲーの要素が色濃く盛り込まれているこの作品。つくった人ゲストは本作のディレクターである庄司哲朗さんと阿部貴企さんのお2人! さらに、楠世蓮さんも加わって、みんなで力を合わせて「シシラランド」を作ることになりました!
恥ずかしながら、学生時代の「図工」の授業では常に2か3を取り続けていた僕。不器用さには自信があるわけで、本作でもコツをつかむまで時間がかかったわけですが、世蓮さんや桐島ゆかさんのサポートがとても素晴らしく、なんとか時間内に我々が思い描く世界の一端を作り上げることが出来ました。
ぶっちゃけ、時間さえあればもっともっと作り込めること間違いなしという本当に奥深いこの作品。一度ハマってしまうと確実に時間泥棒されちゃう魔性の魅力を秘めています。
なお、この日みんなでつくった「シシラランド」は、オンラインを通じてサーバーにアップしておりますので、どなたでもダウンロードしてご覧いただくことが可能です。興味がある方は「もらう」→「ワールド」→「名前でさがす」→「検索名:シシララ」で探してみてくださいね!
ちなみに、図工は苦手な僕ですが、ドラゴンを倒すことには定評があるということで(笑)。ゲームソフトを賭けたチャレンジ企画で、開発スタッフさんが手がけたドラゴンとのバトルステージに挑戦し、見事勝利を収めることができました! めっちゃギリギリでしたけどね……。あれはうれしかったなぁ。
そして5月8日の放送は「つくった人がゲーム実況」の特別編をお届け! 女流棋士の香川愛生さんをスタジオにお迎えし、タワーディフェンスゲーム『Toy Soldiers:COLD WAR』をプレイしてもらいました。
女流棋士の香川愛生さんに“一番遊んでいただきたいゲーム”を実況【Toy Soldiers】
今をときめく女流棋士である頭脳派の香川さんが、タワーディフェンスゲームをプレイしたらどうなるのか? そんなゲームDJのアイデアから生まれたこの企画。将棋脳とはひと味違った思考力が要求されるわけで、香川さんの即興力、対応力が試される形に!
ゲームはおもちゃの兵士や武器を的確に配置して、自らのおもちゃ箱(=基地)を敵軍から守り抜くのが目的。うまく兵器を配置できてしまえば、それだけで戦況は大きく有利になるのですが、さらにそれらの兵器を自分で操作することによって、より的確に敵にダメージを与えられるなど、独自の要素が盛り込まれているのが楽しいゲームです。
そもそも、タワーディフェンスゲーム自体が初めてだという香川さん。最初はかなり戸惑うだろうな……と予想していたのですが、そんなことはまったくなく! のみ込みがとにかく早くて、すぐに的確な戦略を見つけ出し、それを実践に移しておりました。さすがは現役の女流棋士ですね。ちなみに、タワーディフェンスではありながら、自分で砲台を操作したりといったアクション要素があるのも、本作のおもしろいポイント。ぶっちゃけ、香川さんの戦略とアクション操作がじつに見事で、僕なんかはそれをマネすることでスコアを稼ぐという体たらくでしたよ。いいのかよゲームライターがそんなことで……いや、いいんだ。これが漁夫の利ってヤツだ……ちょっと違うか(苦笑)。
最終的には、「サバイバル」モードを僕と香川さんそれぞれがプレイし、そのスコアを競うことに! ぶっちゃけ戦局眼では香川さんのほうが有利だった気もしますが、そのハンデをシューティング要素でなんとかカバーし、見事わたくしタダツグが勝利!
ご褒美に、香川さんと将棋を一局討たせてもらうことができました。僕は駒の動かし方はわかるけど……レベルということで、まさかの香川さんの8枚落ち(金、銀、飛車、角、桂馬、香車なし)での勝負に! ……こちらはシシララ友の会限定の配信でお届けしたわけですが、ぶっちゃけ5分ほどでケチョンケチョンにされてしまいました(苦笑)。
なんかね、あっという間に駒を取られてしまって、あれよあれよと王が追い詰められましてね……。おそるべし、香川さん! どこかでリベンジしてみたいわけですが、自分1人の力では限界ありそうだし……これはシシララ将棋部を開設するっきゃないかもね!!
5月15日の放送では、往年のシューティング『スペースインベーダー』の系譜を受け継ぐ名作『スペースインベーダー エクストリーム』を遊びました。
【TAITO魂】進化した伝説ゲー『スペースインベーダー エクストリーム』をつくった人と実況
つくった人ゲストは、シシララファミリーにはもはやおなじみのこの方、プロデューサーのアオキヒロシさんと、ディレクターの矢野智士さん、そして梨蘭さんの3人!
この『スペースインベーダー エクストリーム』、当日は『1』と『2』をプレイしたのですが、どちらもクオリティが半端じゃない! さすがはシリーズ30周年記念作品ということで、TAITO魂を色濃く感じるこだわりが随所に盛り込まれておりました。
本作にはシューティング要素に加えて、「音ゲー」の要素も盛り込まれているのが大きな特徴。ショットの音や敵の撃破音などがサウンドに連動する独特のシステムが、我々のハートをがっちりとキャッチしました。レーザーやマルチウェイショットなどのパワーアップアイテムや、色分けされている敵をうまく色ごとに撃破していくことで恩恵がある「ビンゴシステム」などは、まさにシリーズ30周年にふさわしい出来栄え! これは遊ぶしかない!
『2』の最終ステージ(Stage5D)なんかは、音楽も超最高! 名曲「Invader GIRL!」をスタジオの全員で好き勝手に歌詞をつけたりして口ずさみながら戦うという、いかにもシシララTVらしい放送になりました。もうね、弾が細いんだよw そしてUFO-CO(うほこ)がかわいいんだよw
途中、振動パックやパドルコントローラDSを使った変則プレイや、本邦初公開となるゲームの企画書なんかも公開できたのもじつに思い出深いです。
結局、ステージ5Dはクリアできなかったので、いつかリベンジしてみたいものですね。
そして5月22日の放送は「つくった人がゲーム実況」は、Nintendo Switchの新作ゲーム『バトルスポーツ めく~る』をプレイ! シシララTVメンバーがハマりにハマっている対戦型のアクションゲームです。
【Nintendo Switch】超最新作!『バトルスポーツ めく〜る』をつくった人と実況!
つくった人ゲストは、本作のメインプランナーを務めるつのさんが登場。そしてさらに! 当日はサプライズゲストとして、あの「16連射」でおなじみの高橋名人まで電撃参戦してくれたんです!!
じつは、『めく~る』の配信前に行われたメディア向けの体験会で、わたくしタダツグは高橋名人と一戦交え、なんとか勝利をもぎとったことがありました。
そんな不思議な因縁(?)に決着をつけるといわんばかりに、名人自ら『めく~る』の対戦に参戦してくれたことで、スタジオは一気にヒートアップすることに! もちろんゲーマータレントの梨蘭さんや桐島さんも奮戦! みんなで勝ったり負けたりしつつ、ひたすらヤンヤヤンヤと対戦して盛り上がりました。
オンライン対戦も楽しい『めく~る』ですが、誰かの家に集まって(または公園などにSwitchを持ち運んで)プレイする「オフラインでの対戦」もめちゃくちゃ興奮します。みなさんにもぜひ試してみて欲しい今日この頃。いつか、シシララファミリーのみなさんと対戦してみたいかも!
ちなみにこの日は、目隠しをしたタダツグに梨蘭さん、桐島さん、つのさんそれぞれが声でナビゲートしてCOM戦での勝利を目指すという、ちょっと不思議なルールでの対決も勃発!
■『アイワナ』初見実況:めったに絵替わりしない超絶鬼畜ゲームのクリアを目指して
想像を絶する難易度で話題を呼んだフリーゲーム『I WANNA BE THE GUY』。その初見プレイ実況にも我々、めっちゃノメり込んでおります。なんといっても今月は、もう3回も長時間放送を配信しちゃってますからね!
超絶鬼畜ゲーム『I WANNA BE THE GUY』を初見実況その3【シシララTV】
超絶鬼畜ゲーム『I WANNA BE THE GUY』を初見実況その4【シシララTV】
超絶鬼畜ゲーム『I WANNA BE THE GUY』を初見実況その5【シシララTV】
毎度毎度「これ、どうすればクリアできるんだ……」という絶望を与えてくれるこのゲーム。何度も何度もチャレンジして、死ぬことでその踏破方法を学んでいくという、昔懐かしい手触りがなんともいえず大好きです。
恥ずかしながら放送中は弱音や罵詈雑言、ため息や悲鳴のオンパレード。冗談抜きに、10時間ほど絵替わりしないことだってあります(苦笑)。
視聴者のみなさんからのヒントがなければ乗り越えられなかったであろう、キラーを足場に進むステージや「テトリス」ステージ。
空中での姿勢制御や大・小ジャンプの繊細な使い分けが要求される各種トラップ群……。
これらを1つずつ乗り越えていき、ゲームDJとハイタッチしつつ、画面に流れる「8888888888888」という拍手コメントを見てニッコリすることが、今の僕のとても大切な時間になりつつあるかも(攻略方法を動画にまとめて送ってくれるみずいろ先生ことみずがめさんには感謝してもしきれません)。
ホント、放送翌日は毎度連射のしすぎで腕が筋肉痛になったりもするけど、ここまで来たら『I WANNA BE THE GUY』、クリアするしかないっしょ!! 近いうちにまたやったるぜ。みなさん、応援よろしくですッ!
そのほか、シシララファミリーの女性陣によるゲーム実況も盛りだくさん!
【ライバルアリーナVS】声優の桐島ゆかが最強の軍師を目指して 最終回
『ライバルアリーナVS』でプリーストを演じている声優の桐島ゆかさんが、持ちキャラであるプリーストを使用しつつ強さを求めて戦ってきたこの定期企画。今回はその最終回ということで、シシララ杯の優勝者であるわたくしタダツグとの7連戦に挑んでもらいました!
はたして、桐島さんはタダツグ超えを果たすことができたのか? ぜひアーカイブでご確認ください。
【シャドウバース】マスターランクの梨蘭とのんびりルームマッチその8
梨蘭さんの『シャドバ』配信も絶好調。この回では先日行われた「RAGE」大会に向けての最終調整で、視聴者のみなさんと一緒にデッキや戦略を練り込んでいく展開に!
大会では悔しい敗北を喫してしまったみたいですけど……梨蘭さんの実力はまだこんなもんじゃないですよね!? ということで、挑戦はまだまだ続きますのでご期待ください。
楠世蓮さんの9回にわたる『龍が如く』クリアまで配信もいよいよクライマックス! 最終回には僕もお邪魔させていただき、2人でプレイを進めていきました。僕なんかはホントに最後をちょこっとだけ遊んだ形になるわけですが、それでも心にグッとくるアツい展開のオンパレードに大感動!
最高だろ『龍が如く』……世蓮さん、おいしいところを見せてくれてありがとうございました。みなさんもぜひアーカイブで、その感動の結末に触れてみてください。
ということで、これらの動画はFRESH!にて無料でアーカイブを公開中です。いずれも濃密な内容になっているかと思いますので、興味がある動画があったらぜひ覗いてみてもらえればと思います! それでは引き続き、シシララTVをどうぞよろしくお願いいたします!!
テキスト:タダツグ(Tadatsugu) シシララTV編集部、電撃編集部などで活動中のゲームライター/編集。生放送にも出演中。いつまでも少年の心を忘れないピーターパン症候群を自認するケツ合わせ系テキスト書き。好きなゲーム:『ニーア』シリーズ、『ヴァルキリープロファイル』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ、『パズル&ドラゴン』など多数。
ツイッターアカウント→タダツグ@TDB_Matsu