【THE 恋愛ホラーアドベンチャー】廃校丸ごと地盤沈下! 展開される恋模様! 悪霊や食料問題と戦え!【「SIMPLEシリーズ」に魂を売った男・ラー油の挑戦 vol.16】
都会の片隅で隠れ家的にひっそりと佇む"シンプルBAR☆ラー油"。ここは、日々繰り広げられるコンクリートジャングルでの生存戦争に負けそうになっているメンズたちのピュアハートを、ゲーム好きのマスターが心にしみる「SIMPLEトーク」で癒してくれるという、シシララTVオススメのゲームBARなのだ……。
そんなどこかで読んだことがあるような……ないようなあるような体裁で突然お送りすることになってしまった「SIMPLEシリーズ」コラム。さて、今回紹介されるゲームは?

第13回目のコラムはコチラ→『SIMPLE1500シリーズ Vol.92 THE 登山RPG~銀嶺の覇者~』
第14回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Ultimat Vol.7 最強! 白バイキング ~SECURITY POLICE~』
第15回目のコラムはコチラ→『SIMPLE1500シリーズ Vol.52 THE プロレス2』

■すべての悩みは「SIMPLEシリーズ」から学ぶイロハで解決できる?

バターム!(ドアを開ける音)

──カワチさん! さっきタンスのカドにぶつけた小指がすごく痛くて憂鬱っていう僕の悩みを聞いて欲しいんですが!! ……って、あれ?

ラー油:やあ、いらっしゃい(ラー油瓶を拭きながら)。

──あの、ここって「ギャルゲーBAR☆カワチ」じゃないんですか? ギャルゲーマスターのカワチさんが、迷える子羊たちの悩みをギャルゲートークでバシッと解決する、シシララTVの人気ギャルゲーコラムのつもりで来たんですが………。

ラー油:BARってとこは間違っちゃいないが、ここは「シンプルBAR」だ。取り扱っているのはディースリー・パブリッシャーから発売されている「SIMPLEシリーズ」のみだぜ。俺はマスターのラー油だ。よろしく。ま、座ってくれよ。

──ええ? 「ギャルゲーBAR」がよかったんですけど……。

ラー油:カワチさんに許可は取っているから、苦情はカワチさんに直接言ってもらえるか。

──なんでカワチさんのせいになってるんですか。

ラー油:じゃあアウチさんに送ってほしい。

──『逆転裁判』じゃないですか。この件、法廷に持ち込んだら負けるのラー油さんですよ? 紛らわしいし、僕はギャルゲーを求めて来たんだし!

ラー油:そこは心配しなくていい。「SIMPLEシリーズ」はギャルゲーの層が非常に厚いからキミにピッタリなソフトもあるさ。

──「SIMPLEシリーズ」のギャルゲーって言われると、どうしても安っぽいイメージがありますけど、そんなことはないんですよね?

ラー油:は、はっきり言うね……まあ、そういうものもなくはないから「安っぽくはない!」と断言はできないのは確かなのだが、全部が全部そういうわけではなく……。

──なんでそんな歯切れ悪いんですか!? 「シンプルBAR」なら自信を持って言い切ってくださいよ。

ラー油:うむ! 「SIMPLEシリーズ」はギャルゲーだけに絞ってみても、オーソドックスなアドベンチャーゲームから恋愛シミュレーションRPG、PCからの良質な移植作品など様々なタイトルがあってな。あの『ファーストKiss☆物語』のスタッフが参加している『SIMPLE1500シリーズ Vol.71 THE 恋愛シミュレーション2~ふれあい~』なんて作品もあったりするし、移植作だが豪華声優陣とシナリオが光る『SIMPLE1500シリーズ Vol.81 THE 恋愛アドベンチャー~おかえりっ!~」もイチオシだ。ここら辺はとても1500円とは思えないクオリティだぞ。

──「SIMPLEシリーズ」とギャルゲーってあんまりイメージが結びつかないんですけど、色々出てたんですね。

ラー油:一作目である『SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀』のメガヒットから始まった「SIMPLEシリーズ」だが、定番タイトルはすぐにネタ切れしてしまった。様々なジャンルを模索する中で持ち上がった企画が“1500円のギャルゲー”。当時のディースリー・パブリッシャー社内では反対もあったそうだが、発売された『SIMPLE1500シリーズ Vol.36 THE 恋愛シミュレーション ~夏色セレブレーション~』がスマッシュヒットを記録した。これをきっかけに、枠にとらわれない弾けたラインナップが増えていったんだな。

有名な『THE 地球防衛軍』シリーズや『THE お姉チャンバラ』シリーズなんかも、ある意味ではその延長線上にあると言えるし、「SIMPLEシリーズ」を語るうえでギャルゲーというジャンルは切っても切れない存在なんだよ。そういうわけだから、キミの悩みもドンと来いだ! 俺に話を聞いて欲しいんだろ? ここはいったん落ち着いて、さあ、どうぞ!

──は、はい。えーと、あれ? 僕の悩みってなんだっけ……昨日の朝ごはんが思い出せないとかだったかな……とにかく悩んでいるのでよろしくお願いします!

ラー油:こりゃ随分とフワッとした注文が来たもんだ。まあ、そもそも自分自身が何に悩んでいるのか自分でも分からない、分からないけど胸や頭がスッキリしない。それで苦しんでるなんてヤツは珍しくないからな。今回はこいつを遊んでもらおう(スッ)。
01
──これは……『SIMPLE2000シリーズ Vol.34 THE 恋愛ホラーアドベンチャー~漂流少女~』?

ラー油:ああ。2003年の7月24日に2000円で発売されたPS2のタイトルさ。開発は株式会社シエスタで、移植ではない完全オリジナルタイトル。思考が漂流していてまとまらない今のキミにピッタリのゲームだろう。ちなみに俺のコラムでは、毎回紹介する「SIMPLEシリーズ」に関するチャレンジを用意するんだが、今回は特別だ。「キミにピッタリの素晴らしい「SIMPLEシリーズ」を紹介する」。これを今回のお題にするぜ。

──分かりました。じゃあ僕はチャレンジを盛り上げるために、ラー油さんの話やこのゲームが面白くないと感じた瞬間、ラー油さんの指を一本ずつヘシ折っていけばいいですかね?

ラー油:いや、そういうの別にいいからマジやめて欲しい。
02
──で、具体的にはどういうゲームなんですか?

ラー油:複数のヒロインたちと協力して、廃校からの脱出を目指すアドベンチャーゲームだ。高校生である主人公たちは、廃校に肝試しにやってきたんだが、突然の地震で廃校が丸ごと地盤沈下。どうにか脱出を目指す主人公たちに恐ろしい悪霊が襲い掛かる! というのが大まかなストーリー。
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──廃校が舞台のホラーはありがちですけど、建物が丸ごと地盤沈下してるっていうのはなかなか豪快な設定ですね……。

ラー油:階段が崩れていたり、一部のトイレが埋まっていたりするくらいで、建物そのものは無事なんだ。体育館すら完全な形で埋まってるから安心してくれていいよ。

──いやいや。廃校のHP、ちょっと高すぎませんか?
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ラー油:生き埋めになったのは主人公の「南雲龍平(なぐも りゅうへい)」、その親友、そして5人のヒロインたちだ。まずこいつが親友の「坂井健作(さかい けんさく)」。クラス委員を担当している真面目くんで押しが弱い。ヒロインの1人から言い寄られているが、じつは別のヒロインが好きだったりする。でも、メガネくんだから言い出せない。

──それはメガネくんへの偏見が過ぎますよ。で、主人公は親友としてそれを応援するために、そのヒロインを誘って肝試しに参加するわけですか。なるほど。
05
ラー油:彼女はヒロインの1人である「相田麻那(あいだ まな)」。主人公の幼馴染で体育会系の女の子。「88」って書いた服を着ているから、バストサイズが88なのかなと思ったら82だった。盛ってる。

──大きさはさておき、まぁお約束なキャラですね。しかしなんかどこかで聞いた名前のような。

ラー油:鋭いねぇ。使われている漢字こそ違うが『ドキドキ!プリキュア』の主人公であるキュアハートこと「相田愛(あいだ まな)」と同じネーミングなんだよな。じつは『SIMPLE 2000シリーズ Vol.58 THE 外科医』と、ゲームと医療を扱った仮面ライダーとして大人気となった「仮面ライダーエグゼイド」の舞台も、双方ともに「聖都大附属病院」だったりするし、こういう偶然の一致はあるんだよ。

──なるほど、唐突に強引なウンチクを2つ挟まれてトリビア自慢された気分なので、ラー油さんの指を2本折りますか。

ラー油:やめて。
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ラー油:次は2人目のヒロインである「広岡萌里(ひろおか もえり)」。見た目通りの穏やかな性格で、趣味は読書だ。個人的に声も含めて一番かわいいと思っているぜ。健作がホレているのはこの子なんだが、萌里自身は主人公にホの字で、それが理由で肝試しに参加している。

──なかなか面倒な関係だなぁ……。

ラー油:バストサイズは88なので、じつは麻那の着ている服は、萌里のバストサイズを示唆していたのでは……そんな説もある。

──なにが「じつは……」ですか。それ、絶対今テキトーに考えた設定でしょ?
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ラー油:3人目のヒロインである「下里莉子(しもさと りこ)」。子供っぽい口調で「はにゃ?」とか「にゃはは」とかが口癖だ。

──出たー、ピンク髪の不思議ちゃんキャラ。

ラー油:意外にも本作の最重要キャラだぜ。オカルト知識が豊富なので悪霊との戦いで大活躍するし、肝試しに参加した理由も廃校で死んだ親友の霊と会うためだ。

──ただのはにゃーん系ではないと。このゲーム、女性陣がフルボイスなのはいいんですが、莉子はなかなかすごい演技ですね……。

ラー油:オカルト知識で悪霊に対抗できるのも頷ける、謎のパワーに溢れているからいいと思う。
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ラー油:4人目のヒロインである「藤川ひとな(ふじかわ ひとな)」。高飛車な金持ちキャラで健作にホレているが、健作自身は萌里が好きなことも、萌里自身は主人公が好きなことにも気づいているんだ。その上で健作に積極的にモーションをかけてくる。そういう背景があるんだが、攻略対象なので普通に主人公で攻略出来るぞ。

──なんか色々と残念なことになってますね……。立ち絵でチョーカー? が常に大きくなびいてるのも、なんだか気になります。

ラー油:そこは……そうだな。常にハチマキがなびいていた『大逆転裁判』の亜双義一真を先取りしていると考えてみるのはどうだろう?

──あれは熱い風が吹いているからって理由がありましたけど、ひとなはどうなんです?

ラー油:うーん、浮気っぽいところを表現してるとか?

──ひどい。

ラー油:恋愛に情熱的だから熱い風が吹いている、くらいにしとくか!
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ラー油:さて、5人目のヒロインである「尾崎イオナ(おざき イオナ)」。彼女だけは主人公たちの知り合いではなく、ゲームをある程度進めたところで遭遇する。ある理由で廃校にいたキャラで霊感が強く、悪霊が接近するとニュータイプっぽいセリフで教えてくれるぞ。

──この7人でメインキャラは全部ですか。こう見るとなかなか人間関係が複雑ですねー。

ラー油:極限状態のなかで、この人間関係がどう動いていくかが見ドコロだ。
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ラー油:廃校を探索してイベント進行に必要なアイテムを探していくゲームだが、1日ごとにヒロインを選択して一緒に行動することになるし、一定以上行動するとその日は終了して日付変更。その度に食料を消費するから、食料をしっかり集めておくことも重要なんだ。

──えっ、廃校に食料があるんですか?

ラー油:心霊スポット扱いされているから、前に肝試しに来た連中が置いていったお菓子などがあちこちにあるんだよ。スムーズに進んでもクリアまでに10日以上はかかるから、その間の食料はそれで賄うのさ。

──さすがにそれだけで数日分の食料になるのはおかしいと思うんですが……。

ラー油:ふっふっふ、気になるのはそこだよ。これは仮の話になるが……もしもその前の「肝試しに来た連中」とやらが、500人や1000人の団体だとしたらどうかな!?

──いや、なんで「俺、名推理してる~」って感じに言うんですか?

ラー油:食料が足りないと各キャラのHPが低下していき、ゼロになると行動不能に。後半になると、ゼロになったヒロインは死んでしまう。

──うわー、いきなりシビアな設定!

ラー油:主人公だけはHPがゼロになった瞬間に死ぬんだが、イベントの選択肢でHPが減ることもある。例えば鍵のかかったドアをタックルで強引に壊そうとする選択肢を選んだ時に、HPが低いとそこで死んだりする。

──どんな死に方ですかそれ。ドアを壊そうとしてぶつかって死ぬとか新しすぎる。
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ラー油:食料の分配は2日目のイベントから可能になる。必要以上の食料を与えると、対象のHPが大きく回復するのでそこも大事な要素だ。
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──へー、これが食料分配画面……って、健作がいない!? 「活かさず殺さず上手に食料分配をすることが本ゲーム攻略のポイントとなります」っていう、謎のシステムメッセージも気になりますけど!

ラー油:しかも主人公が「オレが責任を持って分配をするよ」とか健作に言った直後の画面だからね、これ。

──親友に対してその仕打ち、人の心がないんですか主人公は。
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ラー油:健作はこの食料分配イベント以降どんどん様子がおかしくなっていき、しばらくゲームを進めると「僕を死なせる気だ」とか「何か企んでいるんだ」とか言動がおかしくなった挙句、食料を奪って逃げてしまう。その謎もシナリオの重要な要素だな。

──謎も何も、食料以外に原因ないでしょ! これで健作くんが死んだらラー油さんが殺したようなもんですよ。

ラー油:俺は誰も殺してねぇ! じつは食料は本当に関係なくて理由は他にあるんだ。そこらへんは終盤で明らかになるぞ。

──マジですか……。
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ラー油:探索では先に進むためのアイテムや、道を塞ぐゴーストを退治するためのアイテムを探すことになる。ゴーストとの遭遇イベントでは、選択次第でHPにダメージ! しっかりメシを食べてないとゴーストとの対決で死ぬ確率が上がるってわけだな。

──普通に悪霊と対決してるのがヤバいですね。主人公たち、全然怖がってなくてすぐ対策考えてるし、莉子が唐突にオカルト知識で決定打を思いついて全部なんとかしてるし……。
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ラー油:ヒロインはそれぞれ特技を持っているので、探索に合わせての使い分けが重要なんだが、ここでのオススメキャラも莉子。彼女は「食料発見」の特技を持っていて、一緒に行動すると廃校の机やロッカー、掃除用具入れから次々に大量の食べ物を見つけ出すんだ。食料が最重要のゲームだから、莉子を連れまわせば一気に簡単になる。食べ物を探すというより生み出しているとしか思えない勢い。こいつはキリストの生まれ変わりかもしれないな……。

──怒られますよ、根拠もなくめちゃくちゃなこと言ったら。
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ラー油:「探索効率化」の特技を持っている萌里と一緒に行動すると、次に行く場所のヒントを教えてくれるので、食料が集まったら萌里だな。萌里もゴーストとの戦いで爆弾作りをしたりと、メインシナリオで活躍するぞ。

──ちょっと待った。今爆弾って言いました? なんで女子高生が爆弾を作れるんですか!?
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ラー油:大丈夫だ。昔いじめられていた時に助けてくれた弟が、それを機にサバイバルに興味を持ち始めて、その影響を受けた萌里は爆弾作りの知識を得たという説明がある。

──そんな説明で納得しろと? ていうか、そんな設定があるほうがむしろ闇が深まってる気がするんですけど……。

ラー油:「やっぱり怖いよね、こういうの……」。

──普通に怖いです。

ラー油:シナリオ的にもシステム的にも、ジーザス莉子とボンバー萌里の2人だけで大体なんとかなるから困る。
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ラー油:なお、探索中は同行してる女の子と行く場所によって、親密になるイベントが発生することがある。しっかり一枚絵も表示されるぞ。

──イベントスチルってやつですか。このゲーム、さすがに今見ると絵柄は古く感じますけど女の子は可愛いですよね。ヒロイン同士が交流するイベントが結構あるのも、掘り下げになっていて良いと思います。
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ラー油:だろ? 更衣室を調べるとコスプレ衣装を発見して着替えてくれるサービスイベントもあるんだぜ!?

──いやいや、待ってくださいよ廃校ですよね!?

ラー油:演劇部か何かの備品ではないか……そんな説明はあるから安心してほしい。

──それでもおかしいですって! 食料はいくらでも落ちてるわ、着るものはあるわ、ここは不思議のダンジョンかよ!!

ラー油:個人的には服や食料に関するイベントはあるのにお風呂に関するイベントがないのが気になるかなー。

──もう考えるのはやめた!
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ラー油:そんなこんなで探索を続けると行ける場所は増えていくし、謎の人物が出てくるし、セリフが人間らしい芝居がかり方をしていて主人公からも突っ込まれる悪霊もいるし、どんどん新しい展開になってワクワクが広がるぜ。

──そういえばこのゲームって恋愛ゲームですけど、マルチエンディングなんですよね?

ラー油:ああ、もちろんだ。一緒に行動した女の子との個別エンドが用意されているぞ。

──そこはやはり恋愛ホラーアドベンチャーらしいところですね。

ラー油:ただ、全員生存した状態で脱出すると、どんな状態でも最後のCGが共通の集合イラストになってしまうから、キャラ毎のCGを見ようと思ったら、食料分配をうまく使って一人は死人を出さないといけないんだよな……。

──ええっ……。

ラー油:プレイヤーの心が試される仕様と言えるだろう。
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ラー油:というわけで『SIMPLE2000シリーズ Vol.34 THE 恋愛ホラーアドベンチャー~漂流少女~』だったわけだが、いかがだったかな。

──正直、一番ホラーだったのが個別CGの回収条件で、次が健作の扱いだったんですけど。遊んでいると悩みとかどうでも良くなるエネルギーにあふれた作品ではありましたね。アイテム集めて幽霊と正面からバトルするとかRPGみたいだし。CGの枚数や女性陣のフルボイス仕様も頑張ってますよね。

ラー油:B級感溢れるノリや超展開もある意味ホラーっぽくてしっくりくるね。キャラデザ担当の「おおたたけし」さんは、今でもアダルト方面で活躍中なので興味があったら調べてみてくれ。

──個人的にはB級というよりC級寄りではと思いますが……でも、なんだかんだで楽しかったし、相談して良かったですよ。ラー油さん……いや、マスター。ありがとうございました。

ラー油:満足してくれたみたいで俺も嬉しいぜ。だが、「SIMPLEシリーズ」の魅力はまだまだこんなもんじゃない。イカした作品はいくらでもあるからまた来てくれよな。

──はい! ところでこのゲーム、結局どこら辺が「漂流少女」だったんですか? 廃校が地盤沈下して閉じ込められた話だし、最初から最後まで全然「漂流」って内容ではなかったんですけど。

ラー油:……。

──……。

ラー油:…………。

──やっぱり次はギャルゲーBARにいこうかな!

テキスト:ラー油(daikai6) 死力を尽くして『SIMPLE』シリーズを応援するブログを運営し実況もするゲームブロガー。『SIMPLE』シリーズだけでなく低価格でイカしたゲーム全般を追跡中。ニンテンドースイッチで『SIMPLE』シリーズが出るのか気になる今日この頃。

ラー油 運営ブログ 『絶対SIMPLE主義』
ツイッターアカウント→ラー油@daikai6
「ALIENWARE ZONE」連載コラム→『ラー油のSteamジャケ買い1本勝負』


第1回目のコラムはコチラ→『SIMPLE1500シリーズ Vol.56 THE スナイパー』
第2回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.110 THE逃亡プリズナー』
第3回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Ultimate Vol.15 ラブ★ピンポン!』
第4回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.35 THE ヘリコプター』
第5回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.107 THE 炎の格闘番長』
第6回目のコラムはコチラ→『SIMPLE1500シリーズ Vol.77 THE 水泳』
第7回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.64 THE スプラッターアクション』
第8回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Ultimate Vol.30 降臨!族車ゴッド ~仏恥義理★愛羅武勇~』
第9回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.95 THE ゾンビV.S.救急車』
第10回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Vol.16 THE スナイパー2 ~悪夢の銃弾~』
第11回目のコラムはコチラ→『SIMPLE2000シリーズ Ultimate Vol.6 ラブ★アッパー!』
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